富士宮市議会 > 2022-02-09 >
02月09日-01号

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  1. 富士宮市議会 2022-02-09
    02月09日-01号


    取得元: 富士宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-03
    令和 4年  2月 定例会(第1回)                    令 和 4 年                 富士宮市議会2月定例会会議録                     第 1 号                 令和4年2月9日(水曜日)                                       1 議事日程(第1号)              令和4年2月9日(水)午前9時00分 開会  日程第1 会議録署名議員の指名について                          日程第2 会期の決定について                               日程第3 閉会中の継続調査について                            日程第4 報第 1号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について          日程第5 報第 2号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について          日程第6 報第 3号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について          日程第7 報第 4号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について          日程第8 報第 5号 令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第9号)の専決処分報告につい             て                                 日程第9 報第 6号 令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)の専決処分報告につ             いて                                日程第10 報第 7号 富士宮市土地開発公社の令和4年度事業計画の報告について       日程第11 報第 8号 公益財団法人富士宮市振興公社の令和4年度事業計画の報告について   日程第12 諮第 1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて       日程第13 選第 1号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第14 選第 2号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第15 選第 3号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第16 選第 4号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第17 選第 5号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第18 選第 7号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第19 選第 8号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第20 選第 9号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第21 選第10号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第22 選第11号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第23 選第12号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第24 選第13号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第25 選第14号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第26 選第15号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第27 選第16号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第28 選第17号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第29 選第18号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第30 選第19号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第31 選第 6号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて         日程第32 選第20号 公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについて         日程第33 選第21号 公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについて         日程第34 選第22号 公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについて         日程第35 選第23号 副市長選任に関し同意を求めることについて              日程第36 議第 1号 富士宮市手数料条例の一部を改正する条例制定について         日程第37 議第 2号 富士宮市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例制定につい             て                                 日程第38 議第 3号 富士宮市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について      日程第39 議第 4号 富士宮市税条例の一部を改正する条例制定について           日程第40 議第 5号 富士宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について     日程第41 議第 6号 富士宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定につ             いて                                日程第42 議第 7号 富士宮市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定に             ついて                               日程第43 議第 8号 富士宮市富士山景観等と再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和             に関する条例の一部を改正する条例制定について            日程第44 議第 9号 富士宮市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改             正する条例制定について                       日程第45 議第10号 富士宮市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定に             ついて                               日程第46 議第11号 富士宮市犯罪被害者等支援条例制定について              日程第47 議第12号 財産の無償譲渡について                       日程第48 議第13号 市道路線の認定について                       日程第49 議第14号 令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第11号)            日程第50 議第15号 令和3年度富士宮市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)    日程第51 議第16号 令和3年度富士宮市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      日程第52 議第17号 令和3年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)   日程第53 議第18号 令和3年度富士宮市水道事業会計補正予算(第3号)          日程第54 議第19号 令和3年度富士宮市下水道事業会計補正予算(第3号)         日程第55 議第20号 令和3年度富士宮市病院事業会計補正予算(第2号)          日程第56 議第21号 令和4年度富士宮市一般会計予算                   日程第57 議第22号 令和4年度富士宮市北山財産区特別会計予算              日程第58 議第23号 令和4年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算           日程第59 議第24号 令和4年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算            日程第60 議第25号 令和4年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算            日程第61 議第26号 令和4年度富士宮市根原区財産区特別会計予算             日程第62 議第27号 令和4年度富士宮市介護保険事業特別会計予算             日程第63 議第28号 令和4年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算          日程第64 議第29号 令和4年度富士宮市水道事業会計予算                 日程第65 議第30号 令和4年度富士宮市下水道事業会計予算                日程第66 議第31号 令和4年度富士宮市病院事業会計予算                                                      2 本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)に同じ                                       3 出席議員(19名)      1番  渡 辺 佳 正 議員       2番  若 林 志津子 議員      3番  近 藤 千 鶴 議員       6番  望 月 則 男 議員      7番  齋 藤 和 文 議員       8番  佐 野 寿 夫 議員      9番  植 松 健 一 議員      11番  臼 井 由紀子 議員     12番  深 澤 竜 介 議員      13番  佐 野   孜 議員     14番  佐 野 和 彦 議員      15番  船 山 惠 子 議員     16番  佐 野 和 也 議員      17番  望 月 芳 将 議員     18番  諏訪部 孝 敏 議員      19番  鈴 木   弘 議員     20番  村 瀬   旬 議員      21番  小 松 快 造 議員     22番  松 永 孝 男 議員                                       4 欠席議員(3名)      4番  辻 村 岳 瑠 議員       5番  細 沢   覚 議員     10番  仲 亀 恭 平 議員                                       5 事務局職員出席者(3名)  事 務 局 長  久保田 雅 史 君    事 務 次 長  秋 山 雅 之 君  主    査  谷 川 光 基 君                                       6 説明のための出席者(18名)  市    長  須 藤 秀 忠 君    副  市  長  芦 澤 英 治 君  副  市  長  渡 邉 恭 一 君    総 務 部 長  滝 川 日出男 君  行 政 課長兼  佐 野 史 俊 君    企 画 部 長  篠 原 晃 信 君  選 挙 管 理  委  員  会  事 務 局 長  財 政 部 長  中 村 日出和 君    市 民 部 長  佐 野 利 幸 君  保健福祉部長  宇佐美   巧 君    都市整備部長  黒 川 和 洋 君  兼 福 祉事務  所    長  財 政 課 長  小 西 雅 和 君    教  育  長  池 谷 眞 德 君  教 育 部 長  植 松 宏 幸 君    資産活用課長  荒 居 昭 博 君  子ども統括監  稲 垣 康 次 君    子 ど も未来  佐々木 明 美 君  兼 福 祉企画               課    長  課    長  管 理 課 長  二又川 直 之 君    都市整備課長  山 田 将 人 君                                                                            午前9時00分開会 ○議長(小松快造議員) 御起立願います。                   〔全員起立〕 ○議長(小松快造議員) 礼。皆さん、おはようございます。 開会前に市民憲章の唱和を行います。本定例会は、産業都市委員長であります13番 佐野孜議員、登壇をお願いします。               〔13番 佐野 孜議員 登壇〕 ◆13番(佐野孜議員) おはようございます。私が「富士宮市民憲章」と申しますので、前文より一緒に御唱和ください。                  〔市民憲章唱和〕 ○議長(小松快造議員) 御着席願います。 ただいまから令和4年富士宮市議会2月定例会を開会いたします。 会議に入る前に、4番 辻村岳瑠議員、5番 細沢覚議員、10番 仲亀恭平議員から都合により本日の会議に欠席する旨の届出がありましたので、御報告いたします。 令和4年富士宮市議会2月定例会を開会するに当たり、一言御挨拶申し上げます。 本定例会は、令和4年度予算をはじめ、新型コロナウイルス感染症対策に関することなど、市民生活に直結した重要な議案が提出されております。議員並びに当局各位には、議事運営に格段の御協力を賜りますようお願い申し上げ、開会の挨拶といたします。 なお、今定例会においても、議場内での不織布マスクの着用や定期的な換気等の新型コロナウイルス感染症対策を行ってまいりますので、皆様の御協力をお願いいたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(小松快造議員) これより日程に基づき、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第85条の規定により、            7番  齋 藤 和 文 議員           15番  船 山 惠 子 議員 両議員を指名いたします。 △日程第2 会期の決定について ○議長(小松快造議員) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題とします。 お諮りします。今定例会の会期は、本日から3月17日までの37日間としたいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。会期は、37日間と決定いたしました。 この際、諸般の報告をします。 11月定例会以降における議長会関係の報告を副議長からお願いします。18番 諏訪部副議長。               〔18番 諏訪部孝敏議員 登壇〕 ◆18番(諏訪部孝敏議員) 11月定例会以降における議長会関係の報告をいたします。 初めに、1月14日、裾野市の主催で開催されました第146回静岡県東部地区市議会議長会に議長が出席しました。まず、議案審議に入り、裾野市提出の議案第1号地域公共交通の維持・確保、多様な交通手段の構築に向けた支援制度の充実強化を求める要望について及び伊豆市提出の議案第2号GIGAスクール構想事業の補助制度の拡充について、以上2議案について、いずれも原案のとおり可決されました。 なお、この2議案については、次期静岡県市議会議長会定期総会に、東部地区議案として提出することに決定いたしました。 次に、協議事項に入り、次期開催市を熱海市と決定し、閉会となりました。 次に、第173回産業経済委員会ですが、新型コロナウイルス感染症拡大の状況に鑑み、書面にて行われました。協議結果については、令和3年産業経済委員会要望結果の概要(速報)ほか1議案について、いずれも可決されました。 次に、第162回静岡県市議会議長会定期総会ですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、書面にて行われました。会務報告については、全会員が了承しました。議案ですが、会長提出の令和4年度静岡県市議会議長会会計予算ほか8議案及び裾野市提出の地域公共交通の維持・確保、多様な交通手段の構築に向けた支援制度の充実強化を求める要望についてほか各市から提出された3議案の合計13議案について、いずれも原案のとおり可決され、次期開催市は伊豆の国市と決定しました。 以上で議長会関係の報告を終わります。 △日程第3 閉会中の継続調査について ○議長(小松快造議員) 次に、日程第3 閉会中の継続調査についてを議題とします。 お諮りします。お手元に配付してあります環境厚生委員長からの申出のとおり、環境厚生委員会は議会閉会中において、なお継続して調査を行うことにしたいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、申出書のとおり、環境厚生委員会は議会閉会中において、継続して調査を行うことに決定しました。 ○議長(小松快造議員) 次に、当局提出議案の審議に入ります。 ここで市長から当局提出議案の概要説明を求めます。市長。                〔市長 須藤秀忠君 登壇〕 ◎市長(須藤秀忠君) 皆さん、おはようございます。 提出議案の概要説明をする前に、一言、昨日の私の3回目新型コロナウイルスワクチン接種につきまして発言をさせていただきます。私は、1回目、2回目の新型コロナウイルスワクチン接種ファイザー社製を接種いたしましたが、3回目はモデルナ社製を接種いたしました。市民の間では、混合接種は副反応が激しいとのことでちゅうちょする人もありますので、私が率先して混合接種をすることによりまして、市民に安心感を与えたいと考えました。昨日、体育館にて3回目をモデルナ社製で接種いたしましたところ、熱もなく、だるくもなく、これといった副反応もない状態です。市民の皆様には、安心して混合接種をお勧めいたすものであります。そんなことで、議員の皆様におかれましても、混合接種をぜひお勧めいただくことをよろしくお願いをいたします。 それでは、提出議案の概要について説明申し上げます。今定例会への提出議案は、条例11件、うち新規条例1件、予算18件、うち補正予算7件、当初予算11件、報告8件、人事案件24件、その他2件の合計63件であります。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 △日程第4 報第1号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について ○議長(小松快造議員) 次に、日程第4 報第1号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告についてを議題とします。 本件については、地方自治法第180条第2項の規定に基づく専決処分報告のうち、人身に係るものを除く1件につき10万円未満の賠償及び和解案件ですので、既に配付してあります市長からの専決処分の報告書をもって報告済みとします。 △日程第5 報第2号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について △日程第6 報第3号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について
    △日程第7 報第4号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について ○議長(小松快造議員) 次に、日程第5 報第2号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告についてから日程第7 報第4号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告についてまでの3件を一括議題とします。 当局から報告を求めます。芦澤副市長。               〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました報第2号から報第4号までの3議案につきまして、一括して説明申し上げます。 まず、報第2号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について説明申し上げます。本案は、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、市議会の委任により専決処分した損害賠償の額の決定及び和解について、同条第2項の規定により報告するものであります。 本件事故につきましては、令和3年11月2日午前11時半頃、職員が市道の通行上支障のある樹木の伐採を行っていたところ、倒れた樹木が相手方の防護柵に接触し、これを損傷させたものであります。この事故による損害賠償につきましては、既に示談が成立しております。賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会の保険金により全額賄われるものであります。 なお、参考までに申し上げますと、その過失割合は富士宮市が100%であります。 次に、報第3号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について説明申し上げます。本案も前議案と同様に、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、市議会の委任により専決処分した損害賠償の額の決定及び和解について、同条第2項の規定により報告するものであります。 本件事故につきましては、前議案の事故において、倒れた樹木が防護柵に接触した際に飛散した枝葉が、相手方の車両に接触し、当該車両の前部のバンパー等を損傷させたものであります。この事故による損害賠償につきましては、既に示談が成立しております。賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会の保険金により全額賄われるものであります。 なお、参考までに申し上げますと、その過失割合は富士宮市が100%であります。 次に、報第4号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について説明申し上げます。本案も前2議案と同様に、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、市議会の委任により専決処分した損害賠償の額の決定及び和解について、同条第2項の規定により報告するものであります。 本件事故につきましては、令和3年11月20日午前8時頃、公用車が市道へ進入するために右折しようとした際、左側から走行してきた相手方車両に接触し、当該車両の右後部ドア等を損傷させたものであります。この事故による物損分の損害賠償につきましては、既に示談が成立しております。賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会の保険金により全額賄われるものであります。 なお、参考までに申し上げますと、その過失割合は富士宮市が90%であります。本件事故に係る人身分の損害賠償につきましては、示談成立後、改めて報告させていただきます。 今後も職員に対しましては、なお一層の注意と慎重さを喚起してまいります。 ○議長(小松快造議員) 当局からの報告は終わりました。 本件については、地方自治法第180条第2項の規定により、議会に報告すれば足りるものですが、この際、本件に対する質疑に入ります。 初めに、日程第5 報第2号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について質疑を許します。御質疑ありませんか。6番 望月議員。 ◆6番(望月則男議員) 樹木の伐採ということで、恐らくナラ枯れだと思うのですが、当事者と話をする中で、ほかにも危険だと見受けられるような場所というのもあるということでしたが、その辺りの整備というのは整っておるのでしょうか。 ○議長(小松快造議員) 管理課長。 ◎管理課長(二又川直之君) 今回、木の伐採で事故を起こした場所の周辺の木なのですが、ナラ枯れというか、全部がそういう病気ということではないのですが、朽ちているものが結構ありまして、その枝については、市の職員が手作業で切らせていただいたり、地主の方にも切っていただいたりというところはありますので、全てがまだ完全な状態ではないと思いますが、今のところは大丈夫かなというふうに思っております。 ○議長(小松快造議員) 望月議員。 ◆6番(望月則男議員) やはり、今後、そういったケースが、そこの場所だけではなくそれ以外の場所、通学路なんかで、子どもたちが通行しているときに切ったりとかすることはないとは思うのですが、突然倒れたりとか、そういった可能性というのは否定できないかなと思いますので、そういったところの点検とか、もしくは学校周辺からの報告ができるような体制というのを、早急につくっていく必要があるのではないかと思うのですが、そういったことというのは何か取り組まれていることはあるのでしょうか。 ○議長(小松快造議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(黒川和洋君) 11月よりラインによる報告のシステムが稼働しております。そのほか、職員や富士宮建設業協同組合のパトロール等によって、そのほかにも市民からの通報によって、管理課から地主、所有者に通告した案件が、数年前に比べて10倍以上になっているらしいです。そういう目もいろいろ大切にしながら、パトロール等をやっていきたいと思っております。 ○議長(小松快造議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 金額を見ますと結構大きいのですけれども、こういうことがあってから、職員の皆様に今までと違った御指導ってどんなことをされたのでしょうか。どういうことを注意がけされたのでしょうか。 ○議長(小松快造議員) 管理課長。 ◎管理課長(二又川直之君) 非常に高額になってしまったというのも、私たちが本当に思いがけないような、木を伐採して素人だったということもあるのですけれども、安全対策は取っているのですけれども、そのような形になってしまったということは、非常に申し訳ないことだなと思っていますし、そのような費用になってしまったということは、やはり近くにそういうものがあったということも確認した上で、ちゃんと作業していきたいというふうに思っております。すみません。 ○議長(小松快造議員) 22番 松永議員。 ◆22番(松永孝男議員) 通行上支障のある樹木の伐採と書いてあるのですが、通行上支障のある樹木というのは、所有者の方に、これはなぜ市の職員が切っているかというのがよく分からないのですけれども、指導をして、これは通行上支障があるので、処理をしてくださいというような格好で所有者にやってもらうのが筋だと思うのですけれども、その辺はどうなっているのですか。 ○議長(小松快造議員) 管理課長。 ◎管理課長(二又川直之君) まさにそうで、基本的には今までも議会で答弁したとおり、所有者に切っていただくというのが原則だと思います。ただ、これに関しても、実は私たちが切る数日前にも大きい枝が落ちて、警察が出動するような騒ぎになっておりまして、まだ枝もすぐ落ちるような、木も倒れそうな状況でありましたので、これもすぐ所有者に話に行きました。ところが、その方が御高齢だったことと、それからすぐ対応は難しいよという話でありましたので、私たちそのまま放置しておくわけにはいきませんでしたので、市の職員が代わってやらせていただくと。切る承諾のほうは受けた上でやらせていただいておりました。本当にこういう事例というのはあまりないのですが、基本的には安全対策ということの中で今回はさせていただきました。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 松永議員。 ◆22番(松永孝男議員) あまり大きな枝ではなかったのかな、職員が切れる程度。こういうのって、よく専門家がいるではないですか。高所作業車を持っていて、しっかりとこちらに倒れないような格好して、そういうところに発注をして、所有者にその費用を請求するというようなことが、私は本来の在り方だと思うのですけれども。そういうできない人には、市の職員が勤労奉仕してしまうみたいな、これだとやっぱり職員はそんなことに慣れていないですから、事故が起こりやすいと思うのですけれども、その辺の本来の在り方とはちょっとずれていると思うのです。その辺どうなのですか。 ○議長(小松快造議員) 管理課長。 ◎管理課長(二又川直之君) 松永議員がおっしゃるとおりで、かなり高い木であったのですが、職員でできる範囲かなというふうにも思っておりました。でも、やはり今おっしゃったようになかなか難しい。倒れてみたら、本当にこれは市の職員がやるべきものではなかったなというふうには思っておりました。 ただ、本来市の職員ではなくて、もちろん所有者にやっていただくということなのですけれども、もしその状態がなかなか折り合いがつかないということになれば、道路のほうの閉鎖というか、そういう形も取らざるを得ないなと。そういう緊急の状態のときに、民法上、市が代わってやることは、なかなか相手方の承諾を得ずにやるというのは難しいものですから、その辺も含めて緊急措置の考え方というのをもう少ししっかりと考えていきたいと思っています。これは、基本的には何度もお話しさせていただいているとおり、所有者の方に切っていただくというのが原則だと思っています。 ○議長(小松快造議員) 松永議員。 ◆22番(松永孝男議員) 一番の優先事は危険を取り除くということで、これはやらなければしようがない。それはよく分かります。ただ、こういうのがどうしてもうちでは取れないのだよと言うと、市がやってくれるよなんていうことが一般的になってしまうと、対応し切れなくなりますので、その辺はしっかりと何かルールづくりというか、そういうのが必要だと思いますので、ぜひその辺をしっかりと決めてこれから当たってください。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 他にありませんか。1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 先ほど最初の答弁で、ナラ枯れかどうかというのをはっきり答弁されなかったのですけれども、ナラ枯れだとすると、今後市内至るところにありますので、本当に今後のことを考えると、市だけの負担ではなくて全国的なあれですので、県や国の財源措置とか、先ほど緊急での行政代執行についての考え方というのをはっきりさせないと、市の負担が増える可能性がありますので、考え方をその辺しっかりしないとと思います。 ナラ枯れだったのかどうか、もう一回はっきりお聞きしたいです。木の高さは何メートルぐらいあって、安全措置はどういうことをされていたのか、もう一度確認させてください。 ○議長(小松快造議員) 管理課長。 ◎管理課長(二又川直之君) ナラ枯れというか、私たちそのときはナラ枯れという判断というか、枯れているという状況でしたので、病気でうつっていくというようなものかどうかという判断は分からないのですが、かなり古い大体6メートルかそこらぐらいの木でした。枝が、こういう形で木が折れたような状況でありました。そういうような状況で、安全対策のほうは、道路の両側を止めて人のいない状況を確認した上でさせていただきました。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 木の大木、どの程度というのと、市内を私が走るだけでもあちこちそういう木はありますので、ナラ枯れかどうかという判断は管理課ではされていなかったようですけれども、その木を伐採した後、確認をしていないですか。 ○議長(小松快造議員) 管理課長。 ◎管理課長(二又川直之君) それはしておりません。木を切ったものは、そのまま所有者のところの所有地に木を置きましたので、木の中のそれがナラ枯れかどうかという判断は、そこではしておりません。 ○議長(小松快造議員) 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 今まであまりこういう案件が出てきたことがなかったものですから、恐らくナラ枯れだろうと私も判断していたのですけれども、今後のことを考えるとしっかり対策を講じて、その原因を見て、誰が責任を取るのかというところもしっかりと考えを整理していかないと、大変なことになると思いますので、ぜひよろしくお願いします。 ○議長(小松快造議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第6 報第3号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第7 報第4号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 以上で報第2号から報第4号、一括3件に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 以上で報第2号から報第4号、一括3件については報告済みとします。 △日程第8 報第5号 令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第9号)の専決処分報告について △日程第9 報第6号 令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)の専決処分報告について ○議長(小松快造議員) 次に、日程第8 報第5号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第9号)の専決処分報告について及び日程第9 報第6号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)の専決処分報告についての2件を一括議題とします。 当局からの報告を求めます。芦澤副市長。〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました報第5号及び報第6号の2議案につきまして、一括して説明申し上げます。 まず、報第5号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第9号)の専決処分報告について説明申し上げます。本案は、子育て世帯に対する臨時特別給付金の支給について、現金5万円の先行給付を実施するため、令和3年11月定例会において補正予算を可決いただいたところですが、政府が地域の実情に応じ現金10万円の一括給付の実施が可能であるとの見解を示したことから、本市においても一括給付により実施するため、これに伴う補正予算を編成し、同年12月15日、地方自治法第179条第1項の規定に基づき本予算を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告申し上げ、御承認をお願いするものであります。 本案は、子育て世帯への臨時特別給付金を一刻も早く給付できるよう、専決処分したものであります。今回の補正は、子育て世帯臨時特別給付金給付事業に必要な経費として、10億4,200万円を追加したものであり、補正後の予算規模は525億8,700万円となるものであります。 補正の内容について申し上げますと、まず歳入でありますが、第15款国庫支出金10億4,200万円の追加は、歳出に関連した特定財源の補正であります。 次に、歳出でありますが、第3款民生費10億4,200万円の追加は、子育て世帯臨時特別給付金給付事業の実施に伴うものであります。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、報第6号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)の専決処分報告について説明申し上げます。本案は、政府が住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の給付を令和3年11月19日に閣議決定したことから、これに伴う補正予算を編成し、本年1月19日、地方自治法第179条第1項の規定に基づき本予算を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告申し上げ、御承認をお願いするものであります。 本案は、住民税非課税世帯等への臨時特別給付金を一刻も早く給付できるよう、専決処分したものであります。今回の補正は、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業に必要な経費として、15億1,500万円を追加したものであり、補正後の予算規模は541億200万円となるものであります。 補正の内容について申し上げますと、まず歳入でありますが、第15款国庫支出金15億1,500万円の追加は、歳出に関連した特定財源の補正であります。 次に、歳出でありますが、第3款民生費15億1,500万円の追加は、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業の実施に伴うものであります。本事業については、本年度内の完了が見込めないため、繰越明許費を設定いたしました。 以上が本補正予算の大要であります。 以上、一括して説明申し上げました2議案につきまして、よろしく御承認を賜りますようお願いいたします。 ○議長(小松快造議員) 当局からの報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 初めに、日程第8 報第5号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第9号)の専決処分報告について質疑を許します。 質疑の方法としては、歳入歳出補正予算事項別明細書により歳入から質疑を許してまいります。 それでは、15款国庫支出金、2項国庫補助金について質疑を許します。10、11ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。以上で歳入に対する質疑を終了します。 これより歳出に対する質疑を許します。 それでは、3款民生費、2項児童福祉費について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) これは既に支給は始まっていると思うのですけれども、児童手当を受けている人には市から自動的に振り込まれるということで、問題というか、よく国会でも昨日のニュースで出てきましたけれども、離婚して実際には子どもを奥さんのほうが扶養しているという場合は、旦那さんのほうに行ってしまうと、実際には子どもを育てているのは別れた奥さんだというケース、あるいは暴力を受けて別居している世帯、前の給付金でも同じ指摘がありましたけれども、こういうところの対応というのは市がやると思うのですけれども、既に支給してしまったケースなんかで、実際は子どもを養育しているのは、別れた奥さんのほうだったというのが後から判明した場合というのは、どういう対応が可能なのかということを伺いたい。 ○議長(小松快造議員) 子ども未来課長。 ◎子ども未来課長(佐々木明美君) ただいまの御質問は、今のこの給付金が9月分の児童手当の受給者に対して先行給付というか、したものなので。聞こえていますか。大丈夫ですか。今の給付金が9月分の児童手当というところを基準にしておりますので、9月分の児童手当の受給者が例えば父親であったのに、その後離婚されて支給されなかった。実際にはお子様を養育しているということが国会でも問題になっているのですけれども、その対応はどうするのかという御質問でよろしいでしょうか。 その場合、今、国のほうでもその分について検討していて、実は2月7日付で通知のほうがありまして、昨日こちらのほうに要綱というのが来ましたので、対応について、その状況が確認できた場合には、まず本当に受給されていないのか。例えば父親がもらっていて、今は離婚して実際には養育していないのにもらってしまった。その場合には、御夫婦のほうで話し合っていただいて渡してもらうのが一番いいのですけれども、そういう状況とかを確認した上で、もらっていないという状況が確認できた場合には、例えばお母さんのほうに渡すようにというような通知になっています。細かい実際に実施する場合の方法について、自治体のほうでお調べして仕組みをつくって支給するようにとなっておりますので、これからその対応については検討していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 一旦、例えば父親のほうに支給してしまって、実際は養育しているのは母親だったという場合、一旦支給したほうはどうなるのかなということが気になって、今質問したのだけれども。 それと、また新たに分かった場合には、そちらの申請をしてもらわないと支給できないということですよね。ですから、その辺は通知なり市民への周知ということをしっかりと進めていただいてやっていただければと思います。2年前ですか、特別給付金、市民全員に10万円ずつという、あのときも同じような問題がありましたので、今回はその反省も踏まえてしっかりと対応していただければと思います。 ○議長(小松快造議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳出に対する質疑を終了します。 以上で報第5号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、報第5号に対する質疑を終結します。 次に、日程第9 報第6号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)の専決処分報告について質疑を許します。 質疑の方法としては、歳入歳出補正予算事項別明細書により歳入から質疑を許してまいります。 それでは、15款国庫支出金、2項国庫補助金について質疑を許します。10、11ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。以上で歳入に対する質疑を終了します。 これより歳出に対する質疑を許します。 それでは、3款民生費、1項社会福祉費について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。17番 望月議員。 ◆17番(望月芳将議員) これは1月19日に専決処分をされて、たしか1月22日頃ホームページに掲載をされて、ずっと今後の流れということで発表されたというふうに思いますけれども、これから先、給付に至るぐらいがいつ頃になるのか、その辺の運びについて少し御説明願いたいというふうに思います。 ○議長(小松快造議員) 福祉企画課長。 ◎子ども統括監兼福祉企画課長(稲垣康次君) それでは、今後の流れについて御説明させていただきます。 まず、1月19日専決処分を行った後、1月21日に委託業者との契約締結を済ませております。現在は2月14日に非課税世帯約1万件の確認書の送付の準備に取りかかっておりまして、確認書が皆様に到着しますと、その確認書の受理をもって支給の事務に取りかかるような状況になります。実際には、支給の事務は2月21日から本格的にスタートいたしまして、受理した方々から支給をするのですが、早い方だと、それから2週間後ぐらいの3月5日に振込ができるような、そういったスケジュールになっております。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 望月議員。 ◆17番(望月芳将議員) 今日、詳しくこうやって説明していただいて、大変ありがとうございます。私のところに市民の方から問合せがありまして、そういった今後の流れについて、今まではどうしてもアバウト的な中旬とかこのぐらいというところだったものですから、ぜひその辺の流れを今後ホームページなんかにも載せていただければ、分かりやすくなるのではないかというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 ○議長(小松快造議員) 他にありませんか。1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 送付されるのは、住民税非課税世帯には送付されるのですけれども、対象となるのは住民税非課税世帯等、等というのが家計急変世帯ということで、こちらの人は自分から申請して支給されるということですので、こういう家計急変世帯、新型コロナウイルス感染症の影響で収入がどれだけ減ったか、基準は私分からないのですけれども、そういう世帯への周知というのが大切だと思うのですけれども、住民税非課税世帯、私は対象ではないなというふうに思われないように、その辺の市民への周知、お知らせというのが大変大切だと思います。自分が対象になっているかどうかというのはどうやって確認したらいいのかというのは、市に問い合わせてくださいみたいな形になると思うのですが、そういった市民への周知と対応をどのように考えていますか。 ○議長(小松快造議員) 福祉企画課長。 ◎子ども統括監兼福祉企画課長(稲垣康次君) 非課税世帯についてプッシュ型と言われるものになりますが、渡辺議員おっしゃったように、この家計急変世帯は申請という行為になります。なので、やはり周知が大事だと思っております。その中で、当然一般的でありますが、市としてはチラシを作成して、民生委員なんかに働きかけて周知をするとか、あと新聞広告等を使うとかを考えておりますが、ただこの中で国のQ&Aで示されていることが、生活困窮の相談機関の窓口の相談員を使ってしっかり案内をするようにというものが、国のQ&Aで示されております。具体的には、市の生活困窮者自立支援相談支援の相談窓口だとか、あと社会福祉協議会の特例貸付の相談窓口、あと生活保護申請の相談に対応している福祉事務所の窓口、こういったところで相談員が手渡しして周知するということも示されておりますので、そういった準備にも入りながら周知していきたいと思います。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) これまでいろいろいわゆる生活困窮者世帯を支援する制度、利用されている方は分かっていると思うのですけれども、なかなか例えば若者で派遣社員で切られてしまって、このコロナ禍で大変な思いをしているという方、多いと思います。そういう方に一人残らず困っている人に支給されるという、それが大切だと思いますので、ぜひその辺のお知らせをしっかりとやっていただくようにお願いします。 ○議長(小松快造議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 確認の意味なのですけれども、この世帯って今1万世帯っておっしゃいましたですよね。富士宮市の世帯が5万5,000ぐらいでしたっけ。ということは、5分の1の方たちが受けているということで、これだと1万4,600世帯ということですか。そんなにですか。すみません。今、その数字にちょっと驚いてしまったのですけれども、その数字、どうお考えですか。 ○議長(小松快造議員) 福祉企画課長。 ◎子ども統括監兼福祉企画課長(稲垣康次君) 数値の話なのですけれども、これについて、まず前段の県のほうに提出するような算出根拠の中で、非課税というものを令和3年12月現在の市内世帯数5万7,547世帯の約23.3%、これが国の算出の基準の下に示されておりますので、これから計算しますと1万3,410世帯といったようなことになります。それに家計急変世帯も国の基準に合わせて試算してみますと、これが1,200世帯ということで、これを合計して今の世帯になります。今、確認書を送付するといったような状況の中で、実際住民税、税の情報を使いながら対象者を抽出しているわけでございますけれども、この世帯が現在非課税世帯に加えて、住民税の未申告の方も含めて現状1万350世帯、まずこの方に確認書を送付するといったような内容になります。 ただ、これはあくまでも令和3年度の住民税の1月1日時点の基準になっていますので、1月2日以降転入された方、この方については今後また申請書等をお送りして、この方については申請行為になりますけれども、これにデータを付加していくような状況になります。 また、これに加えて先ほど申しました家計急変世帯、約1,200世帯を見込んでおりますので、そういったものも含めて、今後全体的には1万3,000世帯とか、その辺の数字に落ち着くのではないかということで考えております。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 分かりました。 これを聞いていいかどうか分かりませんけれども、他の市町村なんかに比べてみましたでしょうか。他の市町村の数字とかも出ているのでしょうか。かなり多い割合だなというところで、私は今ちょっとショックを受けたのですけれども。それは、もし分かればでいいですよ。他の市町村のが分かれば、富士宮市がどのくらいの位置にいるのか。 ○議長(小松快造議員) 福祉企画課長。 ◎子ども統括監兼福祉企画課長(稲垣康次君) 大変申しわけないですが、非課税世帯の数を他の市町村と比べて富士宮市がどのくらいの位置でいるかというのは、この事業についてはそこまで調べておりませんでした。よろしくお願いいたします。 ○議長(小松快造議員) 他にありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。以上で歳出に対する質疑を終了します。 以上で報第6号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、報第6号に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっております報第5号及び報第6号の一括2件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、報第5号及び報第6号の一括2件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。報第5号及び報第6号に対する討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 討論なしと認めます。以上で報第5号及び報第6号に対する討論を終結します。 これより報第5号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第9号)の専決処分報告についてを採決します。 報第5号は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、報第5号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第9号)の専決処分報告については、原案のとおり承認することに決定しました。 次に、報第6号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)の専決処分報告についてを採決します。 報第6号は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、報第6号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)の専決処分報告については、原案のとおり承認することに決定しました。 △日程第10 報第7号 富士宮市土地開発公社の令和4年度事業計画の報告について ○議長(小松快造議員) 次に、日程第10 報第7号富士宮市土地開発公社の令和4年度事業計画の報告についてを議題とします。 当局から報告を求めます。芦澤副市長。               〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました報第7号富士宮市土地開発公社の令和4年度事業計画の報告について説明申し上げます。 本案は、富士宮市土地開発公社の令和4年度の事業計画について、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告申し上げるものであります。 まず、事業計画でありますが、第5次富士宮市総合計画に対応し公有地の先行取得を推進するため、土地取得事業として2億5,102万7,000円を、土地処分事業として1億274万5,000円をそれぞれ計上するものであります。 次に、令和4年度の予算でありますが、予算規模は4億9,802万1,000円となるものであります。 まず、収益的収入は、事業収益として1億274万5,000円、事業外収益として45万4,000円をそれぞれ計上いたしました。 次に、収益的支出でありますが、事業原価として1億122万8,000円、販売費及び一般管理費として95万2,000円、特別損失として1万円、予備費として20万円をそれぞれ計上いたしました。 次に、資本的収入は、短期借入金として2億9,208万円を計上いたしました。 次に、資本的支出は、公有地取得事業費として2億5,102万7,000円、固定資産取得費として1万円、短期借入金償還金として1億4,378万5,000円で、その合計は3億9,482万2,000円となるものであります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億274万2,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填いたします。 以上、報告申し上げ、御理解をいただきたくお願い申し上げます。 ○議長(小松快造議員) 当局からの報告は終わりました。 本件については、地方自治法第243条の3第2項の規定により、議会に報告すれば足りるものですが、この際、質疑がありましたらこれを許します。御質疑ありませんか。17番 望月芳将議員。 ◆17番(望月芳将議員) すみません。12ページのところでありますけれども、用地費と補償費についてお伺いさせてもらいたいと思います。 用地費については4つ項目がありますが、それぞれ対象箇所、事業等を教えていただきたいと思います。そして、補償費のほうの内容についても御説明願いたいと思います。 以上、お願いします。 ○議長(小松快造議員) 資産活用課長。 ◎資産活用課長(荒居昭博君) それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。 まず、用地費の内容について御説明をいたします。具体的な事業としては、3事業掲載してございます。それについて、まず市道新設改良事業として、具体的には市道出水新梨線、神成丸塚線の改良事業に伴う杉田地先の土地取得でございます。これは、岳南北部地区幹線道路、通称そういう名称の道路になります。 次に、2点目として都市計画道路整備事業としまして、都市計画道路田中青木線の大中里工区、羽衣工区の中里東町地先の用地取得でございます。 次に、世界遺産のまちづくり整備事業としまして、大宮地先の当該事業の用地として取得を予定してございます。 あとは、補償費についてですけれども、先ほど申し上げた都市計画道路田中青木線の用地取得内に、4件の物件移転補償するものがございますので、それに充てる予算になります。 あと、最後、すみません。用地費です。事業用地ほかというところで、これは随時発生する用地取得に対応するために、頭出しの予算計上になっております。 以上でございます。 ○議長(小松快造議員) 望月芳将議員。 ◆17番(望月芳将議員) 土地開発公社でこうした事業を行うときに、確認をさせていただきたいのは、今説明したのは市道の新設とか、あるいは都市計画道路ということ、あとは世界遺産のまちづくりということでありますけれども、いわゆる国とか県とかの補助が認められる、事業をやっていく中で、今後認められていく可能性があるものだったりするわけではないですか。その辺については今後どうなのか。 あと、要はいつまでも公社で持っているわけではなくて、事業をされていって市のほうで買い取るというのは、おおむねどの程度を目安にしているのか、その辺について確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(小松快造議員) 資産活用課長。 ◎資産活用課長(荒居昭博君) ただいまの質問にお答えします。 まず、買取り時期ですけれども、原則5年以内ということで、依頼を受けた中ではお約束をしていただいて事業を実施しております。 それで、補助金の可能性についてですけれども、まずただいま説明をしました3事業のうち、市道新設改良事業と都市計画道路整備事業については社会資本整備総合交付金、買戻しの際は、その交付金が充当される予定でございます。 もう一つ、世界遺産のまちづくり事業につきましては、買戻しの際は、採択が見込める補助金を模索しながら買取り時期に備えていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(小松快造議員) 望月芳将議員。 ◆17番(望月芳将議員) 分かりました。そうしたことを活用してやっていただければ、大変いいかなと思います。 そして、最後確認、物件補償費のほうも、田中青木線のところだと思いますけれども、これも社会資本整備交付金の対象になる可能性が高いということで、こうした認識でよろしいでしょうか。 ○議長(小松快造議員) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(山田将人君) 田中青木線の事業を担当している都市整備課のほうからお答えさせていただきます。 今、御質問のあった物件補償移転についても社会資本整備総合交付金事業の対象となりまして、同じく買戻しも対象となります。 以上でございます。 ○議長(小松快造議員) 12番 深澤竜介議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 先ほどの3点目の世界遺産のまちづくり事業のほうは、対象になるかはまだ確定はしていないという。もしならない場合って扱いどうなるのですか。 ○議長(小松快造議員) 資産活用課長。 ◎資産活用課長(荒居昭博君) 深澤議員おっしゃるとおり、今のところ対象になる補助金というのはございません。ただ、買戻しの期間も少しございますので、その間事業を実施する際には、補助金採択に向けて検討、模索ということでしていく予定でございます。 以上です。
    ○議長(小松快造議員) 深澤竜介議員。 ◆12番(深澤竜介議員) その流れは分かりました。 となると、最悪の場合は、何らかの形で処理はしなければならないということは含んでおかなければならないということですよね。その確認だけさせてください。 ○議長(小松快造議員) 資産活用課長。 ◎資産活用課長(荒居昭博君) おっしゃるとおり、そういう可能性はございます。 以上です。 ○議長(小松快造議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 以上で報第7号は報告済みとします。 △日程第11 報第8号 公益財団法人富士宮市振興公社の令和4年度事業計画の報告について ○議長(小松快造議員) 次に、日程第11 報第8号公益財団法人富士宮市振興公社の令和4年度事業計画の報告についてを議題とします。 当局から報告を求めます。芦澤副市長。               〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました報第8号公益財団法人富士宮市振興公社の令和4年度事業計画の報告について説明申し上げます。 本案は、公益財団法人富士宮市振興公社の令和4年度の事業計画について、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告申し上げるものであります。 まず、事業計画でありますが、定款に定めるところにより、富士宮市朝霧霊園の経営、富士宮市の公の施設の指定管理者として行う施設の維持管理等の公益目的事業、小公園の管理等の受託に係る収益事業及びその他の事業の3事業を行うことを柱としております。 次に、令和4年度の予算であります。 まず、一般正味財産増減の部の経常増減の部であります。経常収益計は3億3,877万1,000円、経常費用計は3億6,288万4,000円で、当期経常増減額はマイナス2,411万3,000円であります。 次に、一般正味財産増減の部の経常外増減の部であります。経常外収益計及び経常外費用計はゼロ、当期一般正味財産増減額は、当期経常増減額と当期経常外増減額の合計から法人税等7万1,000円を差し引き、マイナス2,418万4,000円となり、一般正味財産期末残高は15億9,057万7,832円であります。 次に、指定正味財産増減の部であります。指定正味財産期末残高は1億1,365万5,000円であります。 次に、正味財産期末残高でありますが、17億423万2,832円となるものであります。また、借入金限度額は1,000万円といたしました。 以上、報告申し上げ、御理解をいただきたくお願い申し上げます。 ○議長(小松快造議員) 当局からの報告は終わりました。 以上で報第8号については報告済みとします。 この際、10分間休憩します。                                     午前10時04分休憩                                                                            午前10時13分開議 ○議長(小松快造議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第12 諮第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて ○議長(小松快造議員) 次に、日程第12 諮第1号人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについてを議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。芦澤副市長。               〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました諮第1号人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて説明申し上げます。 本案は、本年6月30日をもって任期満了となります富士宮市大岩662番地の6、昭和29年10月1日生まれ、伊藤世津子氏を再び人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、市議会の意見を求めるものであります。 よろしくお願いいたします。 ○議長(小松快造議員) 当局からの説明は終わりました。 お諮りします。本件は人事に関することでありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、質疑、委員会付託、討論を省略することに決定し、直ちに採決します。 諮第1号人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、諮第1号人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 △日程第13 選第 1号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第14 選第 2号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第15 選第 3号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第16 選第 4号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第17 選第 5号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第18 選第 7号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第19 選第 8号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第20 選第 9号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第21 選第10号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第22 選第11号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第23 選第12号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第24 選第13号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第25 選第14号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第26 選第15号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第27 選第16号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第28 選第17号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第29 選第18号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて △日程第30 選第19号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて ○議長(小松快造議員) 次に、日程第13 選第1号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについてから日程第17 選第5号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについてまで、及び日程第18 選第7号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについてから日程第30 選第19号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについてまでの18件を一括議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。芦澤副市長。               〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました選第1号から選第5号まで及び選第7号から選第19号までの18議案につきまして、一括して説明申し上げます。 これら18議案は、農業委員会の委員が本年3月31日をもって任期満了となることから、後任の委員について提案するものであります。 選第1号につきましては、富士宮市山本456番地の2、昭和24年1月7日生まれ、後藤文隆氏を、選第2号につきましては、富士宮市下条1139番地の3、昭和25年3月2日生まれ、齊藤学氏を、選第3号につきましては、富士宮市山宮772番地、昭和36年4月6日生まれ、赤池勝氏を、選第4号につきましては、富士宮市人穴510番地の6、昭和25年7月12日生まれ、宮島孝子氏を、選第5号につきましては、富士宮市粟倉2305番地、昭和35年7月24日生まれ、村松義正氏を、選第7号につきましては、富士宮市大中里115番地の1、昭和31年3月12日生まれ、佐野守氏を、選第8号につきましては、富士宮市淀師513番地の1、昭和53年5月6日生まれ、荻真教氏を、選第9号につきましては、富士宮市小泉1791番地の1、昭和35年3月7日生まれ、遠藤光浩氏を、選第10号につきましては、富士宮市杉田26番地の1、昭和30年10月6日生まれ、佐野均氏を、選第11号につきましては、富士宮市北山5036番地の2、昭和29年10月5日生まれ、富永政則氏を、選第12号につきましては、富士宮市内野974番地、昭和23年9月30日生まれ、伊藤照男氏を、選第13号につきましては、富士宮市長貫906番地の4、昭和26年2月6日生まれ、旭一昭氏を、選第14号につきましては、富士宮市上柚野229番地の1、昭和27年12月7日生まれ、佐野強氏を、選第15号につきましては、富士宮市猪之頭467番地の2、昭和27年1月11日生まれ、佐野むつみ氏を、選第16号につきましては、富士宮市人穴608番地、昭和32年5月5日生まれ、近藤雅隆氏を、選第17号につきましては、富士宮市人穴738番地の1、昭和37年8月6日生まれ、脇坂英治氏を、選第18号につきましては、富士宮市北山7389番地の3、昭和25年7月3日生まれ、内堀忠雄氏を、選第19号につきましては、富士宮市山本265番地の3、昭和38年1月18日生まれ、杉山弘子氏をそれぞれ農業委員会の委員として任命いたしたく、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、市議会の同意を求めるものであります。 以上、一括して説明申し上げました18議案について、よろしくお願いいたします。 ○議長(小松快造議員) 当局からの説明は終わりました。 お諮りします。本件は人事に関することでありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、質疑、委員会付託、討論を省略することに決定し、直ちに採決します。 初めに、選第1号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第1号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第2号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第2号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第3号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第3号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第4号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第4号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第5号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第5号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第7号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第7号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第8号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第8号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第9号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第9号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第10号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第10号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第11号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第11号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第12号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第12号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第13号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第13号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第14号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第14号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第15号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第15号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第16号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第16号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第17号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第17号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第18号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第18号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第19号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第19号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 △日程第31 選第6号 農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて ○議長(小松快造議員) 次に、日程第31 選第6号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについてを議題とします。 ここで、地方自治法第117条の規定により、22番 松永孝男議員の退席を求めます。               〔22番 松永孝男議員 退席〕 ○議長(小松快造議員) 当局から提案理由の説明を求めます。芦澤副市長。               〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました選第6号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについて説明申し上げます。 本案は、本年3月31日をもって任期満了となります富士宮市山宮1131番地の2、昭和25年5月17日生まれ、松永孝男氏を再び農業委員会の委員として任命いたしたく、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、市議会の同意を求めるものであります。 よろしくお願いいたします。 ○議長(小松快造議員) 当局からの説明は終わりました。 お諮りします。本件は人事に関することでありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、質疑、委員会付託、討論を省略することに決定し、直ちに採決します。 選第6号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第6号農業委員会の委員任命に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 22番 松永孝男議員の入場を求めます。〔22番 松永孝男議員 入場〕 △日程第32 選第20号 公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについて △日程第33 選第21号 公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについて △日程第34 選第22号 公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについて ○議長(小松快造議員) 次に、日程第32 選第20号公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについてから日程第34 選第22号公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについてまでの3件を議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。芦澤副市長。               〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました選第20号から選第22号までの3議案にっきまして、一括して説明申し上げます。 まず、選第20号公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについて説明申し上げます。本案は、本年3月22日をもって任期満了となります富士宮市弓沢町212番地、昭和52年12月1日生まれ、加茂聡子氏を再び公平委員会の委員として選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により市議会の同意を求めるものであります。 次に、選第21号公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについて説明申し上げます。本案は、本年3月22日をもって任期満了となります委員の後任として、富士宮市元城町10番4号、昭和30年7月14日生まれ、芝切弘孝氏を公平委員会の委員として選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により市議会の同意を求めるものであります。 次に、選第22号公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについて説明申し上げます。本案も前議案と同様に、本年3月22日をもって任期満了となります委員の後任として、富士宮市矢立町77番地、昭和51年4月2日生まれ、河原﨑哲哉氏を公平委員会の委員として選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により市議会の同意を求めるものであります。 以上、一括して説明申し上げました3議案についてよろしくお願いいたします。 ○議長(小松快造議員) 当局からの説明は終わりました。 お諮りします。本一括3件は、人事に関することでありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、質疑、委員会付託、討論を省略することに決定し、直ちに採決します。 初めに、選第20号公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第20号公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第21号公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第21号公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、選第22号公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、選第22号公平委員会の委員選任に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 △日程第35 選第23号 副市長選任に関し同意を求めることについて ○議長(小松快造議員) 次に、日程第35 選第23号副市長選任に関し同意を求めることについてを議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。市長。                〔市長 須藤秀忠君 登壇〕 ◎市長(須藤秀忠君) ただいま上程されました選第23号副市長選任に関し同意を求めることについて説明申し上げます。 本案は、本年3月31日をもって任期満了となります富士宮市若の宮町808番地、昭和25年8月18日生まれ、芦澤英治氏を再び副市長として選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により市議会の同意を求めるものであります。 よろしくお願いいたします。 ○議長(小松快造議員) 当局からの説明は終わりました。 お諮りします。本件は人事に関することでありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。よって、質疑、委員会付託、討論を省略することに決定し、直ちに採決します。 選第23号副市長選任に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(小松快造議員) 起立多数です。よって、選第23号副市長選任に関し同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定いたしました。 △日程第36 議第 1号 富士宮市手数料条例の一部を改正する条例制定について △日程第37 議第 2号 富士宮市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例制定について △日程第38 議第 3号 富士宮市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について △日程第39 議第 4号 富士宮市税条例の一部を改正する条例制定について △日程第40 議第 5号 富士宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について △日程第41 議第 6号 富士宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第42 議第 7号 富士宮市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第43 議第 8号 富士宮市富士山景観等と再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第44 議第 9号 富士宮市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第45 議第10号 富士宮市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第46 議第11号 富士宮市犯罪被害者等支援条例制定について △日程第47 議第12号 財産の無償譲渡について △日程第48 議第13号 市道路線の認定について △日程第49 議第14号 令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第11号) △日程第50 議第15号 令和3年度富士宮市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) △日程第51 議第16号 令和3年度富士宮市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) △日程第52 議第17号 令和3年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号) △日程第53 議第18号 令和3年度富士宮市水道事業会計補正予算(第3号) △日程第54 議第19号 令和3年度富士宮市下水道事業会計補正予算(第3号) △日程第55 議第20号 令和3年度富士宮市病院事業会計補正予算(第2号)
    ○議長(小松快造議員) 次に、日程第36 議第1号富士宮市手数料条例の一部を改正する条例制定についてから日程第55 議第20号令和3年度富士宮市病院事業会計補正予算(第2号)までの20件を一括議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。芦澤副市長。               〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました議第1号から議第20号までの20議案にっきまして、一括して説明申し上げます。 まず、議第1号富士宮市手数料条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の改正に伴い、長期優良住宅建築等計画の認定申請等に係る手数料を改定するほか、被災した建築物を再建築する場合における建築確認申請等に係る手数料の減免対象となる期間を拡大するため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第2号富士宮市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、分娩に起因して発症した重度脳性麻痺児の経済的負担の補償等を目的とした産科医療補償制度において、その掛金が減額となったことに伴い、同制度の掛金に充てるために徴収する分娩等加算料を減額するため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第3号富士宮市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、条例において引用する独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止され、個人情報の保護に関する法律に一元化されることに伴い、条文の整理を行う必要があることから、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第4号富士宮市税条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、法人市民税の税率を8.2%とする超過課税の適用期間が本年3月31日をもって終了することに伴い、その期間を令和9年3月31日まで延長するため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第5号富士宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、国民健康保険税の税率を改正するとともに、地方税法及び国民健康保険法施行令の改正に伴い、未就学児に係る保険税の均等割額を減額することなどから、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第6号富士宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、富士宮市立病院の診療科目として、新たに腎臓内科及び消化器内科を追加するため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第7号富士宮市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、災害弔慰金及び災害見舞金の支給に関する事項を調査審議するための機関として、富士宮市災害弔慰金等支給審査委員会を設置することなどから、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第8号富士宮市富士山景観等と再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、条例において引用する電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法の名称変更等に伴い、条文の整理を行う必要があることから、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第9号富士宮市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、消防団員の定員及び報酬の見直しを図るとともに、新たに機能別団員を導入するため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第10号富士宮市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、助産師の分娩業務手当及び看護師等の病棟等勤務手当を引き上げるため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第11号富士宮市犯罪被害者等支援条例制定について説明申し上げます。 本案は、犯罪被害者等の権利利益の保護並びに被害の軽減及び回復を図り、もって市民が安心して暮らすことができる地域社会の実現に寄与するため、条例を制定するものであります。 次に、議第12号財産の無償譲渡について説明申し上げます。 本案は、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、財産の無償譲渡について市議会の議決をお願いするものであります。無償譲渡しようとする財産は、昭和48年に市内企業から寄附を受け、大中里区に区民館として無償で貸し付けている建物であり、認可地縁団体となった同区から譲渡の要望があったことから、無償譲渡するものであります。 次に、議第13号市道路線の認定について説明申し上げます。 本案は、県道の所管替え等に伴い、議案に掲げました4路線につきまして、道路法第8条第1項の規定に基づく市道路線の認定をいたしたく、同条第2項の規定により、市議会の議決をお願いするものであります。 次に、議第14号令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第11号)について説明申し上げます。 今回の補正予算は、年度末に向け、予算の執行状況及び収入状況を把握する中で、決算見込みによる歳入歳出の補正を行うほか、国の令和3年度補正予算に対応した事業費等を追加措置いたしました。今回の補正は12億2,300万円の追加でありまして、補正後の予算規模は553億2,500万円となるものであります。 補正の内容の主なものについて申し上げますと、まず歳入でありますが、第1款市税558万9,000円の減額は、入湯税の決算見込みによるものです。 第10款地方特例交付金2億5,000万円及び第11款地方交付税9億1,856万1,000円のそれぞれの追加は、交付額の決定に伴うものであります。 第13款分担金及び負担金50万7,000円及び第22款市債2,660万円のそれぞれの減額並びに第15款国庫支出金7,086万円及び第16款県支出金608万3,000円のそれぞれの追加は、いずれも歳出に関連した特定財源の補正であります。 第14款使用料及び手数料209万4,000円の減額並びに第17款財産収入2,045万9,000円及び第21款諸収入132万6,000円のそれぞれの追加は、収入の決算見込みによるものであります。 第18款寄附金は2億4,287万8,000円の追加であります。この内容といたしましては、一般寄附金2億4,102万4,000円の追加は、一般社団法人日本中小企業金融サポート機構様からの中小企業支援事業に対する御寄附、株式会社マイナビ様、株式会社丸嘉様ほか1社からの女性の活躍推進事業に対する御寄附、富士宮市仏教会様からの新型コロナウイルス感染症対策事業に対する御寄附及びふじのみや寄附金によるものであります。 民生費寄附金20万円の追加は、伊藤洋子様からの児童福祉事業に対する御寄附によるものであります。 農林水産業費寄附金22万4,000円の追加は、イオンリテール株式会社様、マックスバリュ東海株式会社様からの農業振興事業に対する御寄附によるものであります。 教育費寄附金43万円の追加は、石橋奈央子様、赤池常良様、石川貴久様からの教育振興事業に対する御寄附によるものであります。 衛生費寄附金100万円の追加は、石川一廣様からの環境衛生推進事業に対する御寄附によるものであります。 第19款繰入金は2億5,237万7,000円の減額であります。この主なものとしましては、財政調整基金からの繰入金の減額によるものであります。 次に、歳出でありますが、第1款議会費620万9,000円の減額は、事業費の決算見込みによる補正であります。 第2款総務費15億7,283万5,000円の追加は、事業費の決算見込みによる補正のほか、ふじのみや寄附金の寄附者の返礼に係る経費、財政調整基金及び減債基金への積立てによるものが主な内容であります。 第3款民生費1億955万1,000円の追加は、事業費の決算見込みによる補正であります。 第4款衛生費6,019万6,000円の減額は、ゼロカーボンシティの啓発を目的とした「オール富士宮」大会の開催経費を追加する一方、決算見込みにより事業費を補正することに伴うものが主な内容であります。 第5款労働費487万6,000円の減額は、事業費の決算見込みによる補正であります。 第6款農林水産業費2,751万1,000円の減額は、国の補正予算に伴い、担い手確保・経営強化支援事業の補助金を追加する一方、決算見込みにより事業費を補正することに伴うものが主な内容であります。 第7款商工費8,759万7,000円の減額は、大河ドラマゆかりの地啓発事業委託料を追加する一方、決算見込みにより事業費を補正することに伴うものが主な内容であります。 第8款土木費5,026万8,000円の減額は、国の補正予算に伴い、都市公園等整備工事費を追加する一方、決算見込みにより事業費を補正することに伴うものが主な内容であります。 第9款消防費1,567万5,000円の減額は、事業費の決算見込みによる補正であります。 第10款教育費2億7,920万円の減額は、国の補正予算に伴う新型コロナウイルス感染症対策として学校施設の消毒及び衛生用品等の購入経費を追加する一方、決算見込みにより事業費を補正することに伴うものが主な内容であります。 また、コワーキングスペース整備費補助金ほか19件については、事業の進捗状況等により本年度内の完了が困難となったため、繰越明許費を設定するとともに、債務負担行為については、主に公共工事の施工時期の平準化を推進するために必要な工事費を追加いたしました。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第15号令和3年度富士宮市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について説明申し上げます。 今回の補正は6億2,911万5,000円の追加でありまして、補正後の予算規模は138億1,918万8,000円となるものであります。 補正の内容につきましては、事業費の決算見込みによるものであります。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第16号令和3年度富士宮市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について説明申し上げます。 今回の補正は720万6,000円の追加でありまして、補正後の予算規模は121億8,822万8,000円となるものであります。 補正の内容につきましては、事業費の決算見込みによるものであります。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第17号令和3年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)について説明申し上げます。 今回の補正は1,335万2,000円の追加でありまして、補正後の予算規模は29億6,133万2,000円となるものであります。 補正の内容につきましては、事業費の決算見込みによるものであります。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第18号令和3年度富士宮市水道事業会計補正予算(第3号)について説明申し上げます。 今回の補正は、収益的支出1,500万円の減額並びに資本的収入3,000万円及び資本的支出1,000万円のそれぞれの減額でありまして、補正後の予算規模は33億3,386万5,000円となるものであります。 補正の内容につきましては、事業費の決算見込みによるものであります。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第19号令和3年度富士宮市下水道事業会計補正予算(第3号)について説明申し上げます。 今回の補正は、収益的支出400万8,000円の減額並びに資本的収入3,245万8,000円及び資本的支出8,226万8,000円のそれぞれの減額でありまして、補正後の予算規模は37億9,203万円となるものであります。 補正の内容につきましては、事業費の決算見込みによるものであります。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第20号令和3年度富士宮市病院事業会計補正予算(第2号)について説明申し上げます。 今回の補正は、収益的収入3億8,654万6,000円及び収益的支出9,390万2,000円のそれぞれの追加並びに資本的収入488万円の追加でありまして、補正後の予算規模は116億9,630万3,000円となるものであります。 補正の内容につきましては、収益的収入においては新型コロナウイルス感染症対策に係る国庫補助金等の追加、収益的支出においては事業費の決算見込みによるものであります。資本的収入においては、新型コロナウイルス感染症対策に係る一般会計からの補助金の追加によるものであります。 以上が本補正予算の大要であります。 以上、一括して説明申し上げました20議案について、よろしく御審議の上、御決定をお願いいたします。 ○議長(小松快造議員) 当局からの説明は終わりました。 これら20件に対する質疑は、次回行うことにします。 △日程第56 議第21号 令和4年度富士宮市一般会計予算 △日程第57 議第22号 令和4年度富士宮市北山財産区特別会計予算 △日程第58 議第23号 令和4年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算 △日程第59 議第24号 令和4年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算 △日程第60 議第25号 令和4年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算 △日程第61 議第26号 令和4年度富士宮市根原区財産区特別会計予算 △日程第62 議第27号 令和4年度富士宮市介護保険事業特別会計予算 △日程第63 議第28号 令和4年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算 △日程第64 議第29号 令和4年度富士宮市水道事業会計予算 △日程第65 議第30号 令和4年度富士宮市下水道事業会計予算 △日程第66 議第31号 令和4年度富士宮市病院事業会計予算 ○議長(小松快造議員) 次に、日程第56 議第21号令和4年度富士宮市一般会計予算から日程第66 議第31号令和4年度富士宮市病院事業会計予算まで11件を一括議題とします。 これより市長から令和4年度の施政方針と併せて提案理由の説明を求めます。市長。                〔市長 須藤秀忠君 登壇〕 ◎市長(須藤秀忠君) それでは、令和4年度の施政方針を述べます。 1 はじめに 令和4年度の一般会計予算をはじめとする予算関係議案の御審議をお願いするに当たりまして、私の市政運営の基本的姿勢と重点施策を申し上げます。 全国各地において非常に感染力の強い新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が大流行しております。 静岡県も今月20日まで、まん延防止措置の適用期間となっております。 このような状況の中、市民の皆様におかれましては、日頃から感染拡大の防止に御協力いただき、心から感謝申し上げます。 昨日からは、本市では、感染拡大防止の切り札とされる3回目のワクチン接種の集団接種が市民体育館で始まりました。 また、富士宮市医師会の御理解と御協力によりまして、市内各医療機関での個別接種も行われます。 まずは一日も早く、市民の皆様が安心して生活できる日が来るよう、最善の努力をしてまいります。 令和3年度は、一年を通して、新型コロナウイルスの感染拡大防止と市民の暮らしを守ることを最重要課題に、様々な対応策を講じてまいりました。 令和4年度につきましては、新型コロナウイルスへの対応を最優先に進めていくことはもちろんですが、厳しいコロナ禍においても、必ずや新型コロナウイルスに打ちかち、本市にとってさらなる市政発展の契機とするべく、新たな取組にも積極的に着手してまいります。 さて、そのような中、今年、富士宮市は市制施行80周年を迎えます。 市制施行80周年をお祝いする各種事業を通して、先人の方々のこれまでの御尽力に感謝し、安全・安心に暮らせる未来を次の世代につなげていくという思いを市民の皆様と共有していきたいと思っております。 80周年記念事業としましては、6月1日の市制施行記念式典や富士山の日のオーケストラコンサート、東京2020オリンピックのスペイン空手メダリストとの交流事業をはじめ、様々な催しを予定しております。さらに、将棋のタイトル戦の誘致に向け、開催会場候補地にエントリーいたします。 冠事業を含む80の記念事業を計画し、市民の皆様と共に本市の80周年を盛り上げていきたいと思っております。 また、令和4年度は、第5次富士宮市総合計画後期基本計画の初年度であり、富士宮市の確かな未来を次の世代に確実につなげていくための大事なスタートダッシュの年でもあります。 将来都市像「富士山の恵みを活かした元気に輝く国際文化都市」の実現に向けて、スピード感を持って事業実施につなげていきたいと考えております。 凜とそびえ立つ霊峰富士、世界遺産富士山は、何にも勝る富士宮市の財産であります。 富士山は、私たちに多くの恵みをもたらし、様々なことを教えてくれる、そして私たちをいつも温かく見守ってくれる、かけがえのない存在であります。 静岡県旧清水市出身の歌人野村清氏の短歌で、富士山百人一首に掲載された「日本の哲学であり神である大富士の山拝がむわれは」という歌があります。この歌は、富士山の偉大さを表現したものです。 古(いにしえ)から現在(いま)に至るまで、ずっと人々を魅了し続ける富士山。 私は、市民の皆様に、富士山のあるまちに住むことに大きな誇りを持っていただきたいと思っております。 そして、私自身、この富士山を守り続けることの責務を果たしていくために、これからも広い視野と高い志を持って、市民が心豊かに暮らせるまちづくりを目指して、市政運営に邁進する決意を新たにしております。 2 市政運営の基本的姿勢 我が国の経済は、新型コロナウイルスによる厳しい状況が続いております。感染症の動向が国内外の経済に与える影響や金融資本市場の変動等の影響にも注視する必要があります。 政府においては、景気下振れリスクに十分に注意しつつ、足元の経済の下支えを図るとともに、感染が再拡大した場合にも国民の暮らしや雇用、事業を守り抜き、経済の底割れを防ぎ、新しい資本主義を起動することで、「成長と分配の好循環」の実現を目指すとしています。 令和4年度の国の予算編成における基本的な方針では、成長を生み出す4つの原動力として、「グリーン」、「デジタル」、「地方活性化」及び「子供・子育て」への予算の重点化を進めるとしていることから、今後も国の動向を注視し、情報収集に努め、適宜適切に対応してまいります。 それでは、令和4年度の市政運営の基本的姿勢について申し上げます。 まずは、新型コロナウイルス対策についてであります。 令和4年度は、新型コロナウイルスに打ちかち、市民の命と生活を守ることを第一に、柔軟かつスピード感を持って、そしてきめ細かく、コロナ禍の危機を乗り越えていく施策を実施してまいります。 具体的には、感染拡大防止対策として、3回目の新型コロナウイルスワクチン接種を加速させるとともに、無症状者に対するPCR検査費用への助成も継続します。 また、停滞している地域経済を下支えするために、プレミアム率50%のプレミアム付き商品券の発行を、昨年、一昨年に続き実施するとともに、需要が落ち込んだ観光分野に対する支援や経済変動対策貸付資金を利用する中小企業等への利子補給も継続します。 なお、仕事や住居を失うケースもあることから、生活困窮者に対しても、国や県、富士宮市社会福祉協議会などと連携し、しっかりと支援してまいります。 本市は、令和3年5月にSDGs未来都市に選定されました。 地方創生に向けたSDGsの推進につきましては、引き続き市民や企業等への普及啓発に努めるとともに、地域の課題解決に向けた取組にも着手してまいります。 また、ゼロカーボンシティやDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進、子育て支援や自転車活用などの重要施策についても、本市が掲げる「富士山SDGs」の下、「今に活力を、そして次につなぐ」を意識する中で積極的に推進してまいります。 第5次富士宮市総合計画では、将来都市像にふさわしい魅力あふれるまちづくりを進めるために、総力を挙げて取り組むべきテーマを「3つの重点取組」として掲げております。 それでは、令和4年度における「3つの重点取組」について、具体的に申し上げます。 取組1は、「恵み豊かな未来づくり~世界遺産のまちづくり~」であります。 静岡県富士山世界遺産センターや富士山本宮浅間大社周辺を中心とした中心市街地の整備、白糸ノ滝や村山浅間神社などの各構成資産の整備、新たなスタイルによる観光誘客の促進、富士山の景観や歴史・文化の継承などの施策を引き続き進めてまいります。 特に、富士山の湧水を源泉とする神田川がつなぐ静岡県富士山世界遺産センターから富士山本宮浅間大社までの周辺地域や音止の滝上流をなす白糸ノ滝周辺地域については、庁内関係部署で構成する『(仮称)「清流の美」「空間の美」「庭園の美」推進会議』を設置し、世界遺産富士山にふさわしい美しく品格のあるまちづくりの推進に向けた方策を検討してまいります。 この事業は、富士宮市が、今後大きくさま変わりする一大事業であります。しかし、一朝一夕にできることではなく、何よりも関係する地権者の御理解と御協力なくしては成し遂げられません。 粘り強く丁寧に、そして決して諦めずに積み重ねていく事業であるとの覚悟を持って取り組んでまいります。 そのほか、富士山の玄関口である富士宮駅前広場及びその周辺施設について、景観とユニバーサルデザインに配慮した快適で機能的な空間の創出に向けた設計に着手いたします。 また、民間施設の閉鎖により、現在、本市において課題となっております多くの人が集い、交流できる場となる大型イベント会場について、施設の確保を検討してまいります。 観光については、E―BIKE(高性能電動アシスト付自転車)と富士山の持つ魅力を体感できるエコツーリズムやカルチャーツーリズムにクローズアップした新しい観光施策を推進してまいります。 国際化の取組については、引き続き提携する4つの都市との都市交流をはじめ、中学生の英語圏派遣や中高生の友好都市への派遣、教職員の英語圏での研修を実施いたします。 また、後期基本計画から重点プロジェクトに追加する「自然環境と共生した持続可能なまちづくり」では、ゼロカーボンシティの実現を目的に策定した「富士宮市ゼロカーボン推進戦略」に沿って、省エネルギー対策の推進や地域エネルギーの地産地消への取組を進めます。 取組2は、「いきいき元気な未来づくり~安全・安心なまちづくり~」であります。 市民の生命と財産を守るため、多様な災害に対する公共施設やインフラの強靱化対策として、公共施設の耐震補強工事、道路・橋梁の長寿命化工事、市街地治水水門改修工事などに継続して取り組んでまいります。 また、多額な経費が必要となる公共建築物の長寿命化につきましても、短期保全計画に基づき、計画的かつ効率的に実施いたします。 そのほか、市立病院を核とする地域医療体制の確保と充実、地域コミュニティへの支援強化などにも力を注いでまいります。 公共交通に関しては、新たに芝富地区及び稲子地区で宮タクのエリア拡大の実証実験を行い、地域の生活交通におけるさらなる利便性の向上を図ります。 多文化共生社会の実現については、誰もが安心して住み続けられるコミュニティの充実を図るため、「やさしい日本語」の普及のための講座をはじめ、外国人への理解に向けた取組を進めます。 取組3は、「誰もが輝く未来づくり~人口減少を克服するまちづくり~」であります。 子育て支援については、大宮保育園内において、新たに病児保育を開始するとともに、子育てに不安や負担感を抱える保護者を支援するため、家事・育児等のサポートや子育て応援ヘルパー等の派遣を継続いたします。 さらに、児童の「居場所・遊び場」の拠点施設として、令和4年5月に「地域子育て支援センターおおみや」を併設した富士宮市立児童館「らっこ」を開館いたします。 また、子育て世代をはじめ、市民が憩う場の創出に向けて、遊具の設置など都市公園をはじめとする公園の整備にも引き続き力を注いでまいります。 女性の活躍推進については、女性応援会議で広く意見を聞き、地域の実情に即した女性の活躍を応援するための施策を進めるとともに、ベビーステーションの利用しやすいきっかけづくりを行うなど、事業者等とも連携して取り組んでまいります。 さらに、社会における女性活躍の機運醸成を図るための講演会やセミナー等を開催し、女性のスキルアップに対する支援を行います。 中小企業等への支援策といたしましては、富士宮商工会議所、芝川商工会、富士宮信用金庫、富士宮市の4者の組織連携による多面的な総合相談窓口である「ビジネスコネクトふじのみや」のさらなる充実を図ります。 具体的には、中小企業事業者が抱える経営、販路開拓、事業承継などの様々な課題に対する解決策の提案を行うとともに、創業を希望する人のスタートアップを支援いたします。 企業誘致・留置への取組といたしましては、人口減少社会への対応やさらなる産業基盤の強化に向けて、「ひと」、「しごと」を呼び込むための民間による工業団地造成に向けた取組やサテライトオフィスの誘致など、市内企業の事業拡大を支援いたします。 移住・定住に向けた取組としましては、特に若い世代にターゲットを絞った誘導策を実施いたします。 また、関係人口の創出に向けて、首都圏シティセールス推進とも連携する中で、豊かな自然を生かしたワーケーションを進め、まちの魅力を効果的に発信いたします。 さらに、新たな地域活性化策として、首都圏からの距離の強みを生かしたコワーキングスペース整備への支援を始めるとともに、地域間交流の促進の起爆剤となる地域おこし協力隊を募集いたします。 市民サービスの向上につながる取組については、窓口とオンラインの双方の手続で、手数料支払いにおけるキャッシュレス決済を導入するほか、マイナンバーカードを活用して図書館で本が借りられるようにするなど、行政のデジタル化を推進いたします。 そのほか、地図情報システムの令和5年度からのインターネットでの公開開始に向けて、各種データの整備にも着手いたします。 孔子の言葉に、「近きもの悦び遠きもの来る」という言葉があります。 これは、「市民が満足する施策を行えば、その噂を聞いて遠くからも人が来るようになる」と言い換えることができます。 私が、常々口にしております「住んでよし訪れてよし」、「生んでよし育ててよし」、「学んでよし働いてよし」、「出会ってよし結ばれてよし」の4つのまちづくりを実現させるべく、令和4年度も引き続き市民の皆様の幸せを願い、全力で市政運営に取り組んでまいります。 それでは、以下、第5次富士宮市総合計画の7つの基本目標に沿って、令和4年度重点施策の大要を申し上げます。 3 令和4年度重点施策 最初に、(1)富士山の自然と調和した循環力があるまちづくり(環境)について申し上げます。 地球環境保全の総合的かつ計画的な推進については、本年1月に策定した「ゼロカーボン推進戦略」の施策や取組を、市民や事業者と共に「オール富士宮」で進め、2050年二酸化炭素排出量実質ゼロを目指します。 富士宮市地域循環共生圏推進協議会では、地域資源を活用した事業の創出や事業化に向けた支援及び仕組みづくりを進めます。 また、脱炭素社会、循環型社会、自然保全などについての環境教育や環境学習を学校のニーズに合わせて企画し、次世代の人材育成も見据えた地球温暖化防止活動につなげます。 エネルギー施策については、電気自動車やプラグインハイブリッド車の購入促進を図るため、創エネ蓄エネ機器等設置補助を拡充いたします。 循環型社会の形成及びごみ処理対策といたしましては、令和4年度からスタートする一般廃棄物処理基本計画に基づき、ごみの減量化及び資源化に向けて、市民、事業者、行政が一丸となって「ごみダイエットプロジェクト」に取り組みます。 清掃センターの効率的な維持・管理については、新たに焼却施設を建設するのではなく、長寿命化計画に基づき適切な維持管理を行うため、焼却施設灰出コンベヤ室を更新し、施設の安定的な運転を確保いたします。 また、落じん灰を回収して、資源化する取組も開始します。 上水道事業では、地震などの災害に強い水道インフラを構築するため、老朽管の布設替え及び主要水道施設の耐震化工事を計画的に実施するとともに、新たな水源開発を継続して進め、配水系統の機能強化及び水の安定供給に努めます。 下水道事業については、汚水処理施設整備計画による整備の促進、ストックマネジメント計画に基づく施設の長寿命化対策を実施し、将来にわたり安定的な事業継続を図ってまいります。 次に、(2)富士山の麓から創造力と活力がみなぎるまちづくり(産業)であります。 農林水産業の振興については、地域農業の担い手から経営を継承し、発展させるための取組を支援いたします。 畜産競争力対策では、収益率向上及び環境改善に向けた畜産業の施設整備に対する補助を行います。 また、国からの森林環境譲与税なども活用して、森林の整備及び林道等森林施設の改良整備を進めます。 食のまちづくりの取組といたしましては、食の魅力や地域の食に関する意見交換を行う「第1回フードバレーサミット」を本年11月に開催いたします。 また、中小企業振興施策では、引き続き中小企業等の経営基盤の強化に取り組むとともに、市域の元気な商工業等の姿を内外に発信し、持続可能な地域産業の振興を図る「富士宮商工フェア」を実施いたします。 商店街活性化の施策については、商店街イベントなどへの助成や商店街の空き店舗等への出店者に対する補助を行い、創業を支援いたします。 住宅リフォーム宮クーポン事業については、子育て世帯の支援や3世代同居を促進するメニューを備え、継続して実施いたします。 UIJターンの促進については、地域の元気な企業の情報を幅広い世代にアピールするとともに、首都圏などからのUIJターン希望者の就業を支援いたします。 観光施策については、市制施行80周年に花を添えるべく、富士宮まつりを盛大に開催いたします。 さらに、本市には、源平合戦から鎌倉幕府の体制確立までのゆかりの地が多く残っていることから、現在放送中のNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を契機とした広域的な周遊促進を図り、歴史・文化の継承と地域振興につなげてまいります。 そのほか、観光基盤整備については、北部の観光施設の拠点である道の駅朝霧高原の施設改修を行い、利用者の利便性の向上とさらなる観光誘客を図ります。 また、富士登山観光については、県が建設予定の富士宮口五合目来訪者施設の整備スケジュールを確認しながら、当面の間の富士宮口五合目の休憩所等の環境整備を実施してまいります。 次に、(3)みんなの幸せと潤いを創出するまちづくり(健康福祉)であります。 新型コロナウイルス対策については、3回目となるワクチン接種を着実に進めるとともに、感染に関して不安を抱える市民等からの相談に対し、検査等の案内を行います。 また、新型コロナウイルスへの感染が懸念される無症状者を対象としたPCR検査への補助についても、継続して実施いたします。 子育て支援につきましては、多胎妊婦に対して追加で受診する妊婦健康診査に係る費用を助成し、多胎妊婦の経済的・心理的負担を軽減し、安心して子育てできる環境を整備いたします。 健康づくりについては、あらゆる世代が身近な地域で取り組めるラジオ体操を奨励するため、自治会に対する奨励金の交付を継続するとともに、自転車を活用した健康づくりにも取り組みます。 地域医療に対する取組については、休日・夜間の一次救急医療機関である救急医療センターの安定的運営を確保するほか、二次救急医療機関の医療機器整備に対する助成を行います。 地域福祉に対する取組については、市制施行80周年記念事業として、富士宮市社会福祉大会を本年7月に開催し、社会福祉功労者への表彰や記念講演を通じ、市民が社会福祉についてみずからの役割を確かめ合う機会につなげます。 また、地域のネットワークづくりと地域を担う人づくりに努めるとともに、産・官・学・民との協働による地域福祉活動の推進を図ります。 高齢者福祉については、周囲とのコミュニケーションの維持や交流機会を確保し、活動的な生活や積極的な社会参加ができるよう、聴力が低下した高齢者を対象とする補聴器の購入費用の助成を新たに始めます。 そのほか、全ての人が地域で暮らし続けることができる共生社会の実現に向けて、富士宮市社会福祉協議会と連携し、市民の権利擁護を図るための成年後見制度に関する相談や周知・啓発を行います。 さらに、権利擁護ネットワーク等の機能強化、支援チームのコーディネートに向けた取組を進めるとともに、成年後見の担い手となる市民後見人の養成や育成など、成年後見制度の強化及び利用を促進いたします。 また、第9期介護保険事業計画の策定にも着手いたします。 障がい者福祉に対する取組については、障害に対する正しい知識の普及のため、福祉団体や市民と連携し、広報等を通じて啓発活動に努めるほか、第8期障がい者福祉計画などの策定にも着手いたします。 次に、(4)郷土に学び郷土を愛する心豊かな人を育むまちづくり(教育文化)であります。 学校教育の充実については、「富士山を心に、夢をもって生きる子ども」の育成を目指して、「確かな学力」、「徳のある人間性」、「たくましい体」の調和の取れた子どもの育成に努めてまいります。 「一人一人の子どもは、かけがえのない存在である」という考えを根底に置き、教育は、「子どもたちにとって明るい未来を実現するための営み」として捉え、学校教育の充実を図ります。 教育分野におけるICTの利活用推進については、1人1台端末の導入により期待できる「個別最適な学び」と、これまで取り組んできた「協働的な学び」の一体的な充実を図ることで、確かな学力を培うことを目指します。 また、義務教育の9年間を見通した体系的な情報教育を進めることにも配慮し、子どもの情報活用能力を高めるとともに、情報モラル教育の充実を図ります。 そのほか、富士山学習や各教科等で進めてきた持続可能な社会の担い手を育むESD教育についても、引き続き推進してまいります。 自立した一人の人間として人生を他者と共によりよく生きる人格を形成することを目指し、特別の教科道徳を要として、学校の教育活動全体で子どもたちの心を育てます。 いじめについては、富士宮市いじめ防止基本方針に従い、未然防止、早期発見・早期対応、当事者の立場に立った対応に努めます。また、不登校の問題についても、各学校で作成した不登校初期対応マニュアルを活用し、組織的に対応するとともに、一人一人の子どもに応じた支援を行います。 学校での新型コロナウイルス感染防止対策としましては、新たに検温・健康観察アプリを導入いたします。 学校施設の整備に関しては、芝川中学校の校舎改築工事に着手するとともに、東小学校管理教室棟及び富士見小学校屋内運動場の改築に向けた実施設計を行います。 さらに、学校施設の営繕事業として、良好な教育環境の確保及び長寿命化を図るため、校舎やトイレなどの営繕工事を効率的かつ計画的に進めます。 社会教育については、人生100年時代に向けて、市民一人一人が、その生涯にわたり学習できる機会及び場所を提供し、誰一人取り残すことがないよう学習参加・意欲向上のための事業を展開いたします。 青少年の健全育成については、近年増加している不登校やひきこもり、ニートやヤングケアラー等の支援を要する子ども、若者達とその家族に対しては、青少年相談センターにおいて支援・指導、関係機関との連携を行うなど、教育相談・指導体制のさらなる充実を図ります。 図書館運営については、中央図書館長寿命化工事を継続して実施するほか、トイレ及び床の改修工事も併せて行います。 また、図書館のホームページ内に地域新聞記事の見出しを検索できる機能を新たに搭載いたします。 文化財については、文化財保存活用地域計画の策定に着手するほか、世界遺産富士山の構成資産である国指定史跡「富士山」の各指定文化財において、本質的な価値の保護を図り、史跡を活用した地域振興を図るための整備に向けて調査を実施いたします。 国指定史跡「大鹿窪遺跡」については、史跡整備工事に着手いたします。 また、本市の歴史、民俗等を次世代に継承し、市民の教養の向上に寄与することを目的とする「(仮称)富士宮市立郷土史博物館」については、現在策定中の基本構想を市議会の皆様に御説明いたします。 市史編さんについては、資料調査及び執筆を進め、市制施行80周年に合わせて第1巻「自然環境編」を刊行いたします。 市民文化会館については、耐震補強工事、長寿命化工事とともに、設備等の更新及び機能向上を目的とした環境改善工事を併せて行うための耐震補強計画及びリニューアル工事実施設計に着手いたします。 スポーツ振興につきましては、全国規模のスポーツ大会やスポーツ合宿の誘致に努めるとともに、トップアスリートによる競技力向上のためのスポーツ教室の開催などで、「市民ひとり1スポーツ」を実践する機会につなげます。 体育施設整備につきましては、様々な競技において利用が多く、ナイター設備もある山宮ふじざくら球技場の人工芝グラウンド化改修工事を実施いたします。 また、外神スポーツ広場については、屋外スポーツ施設の拠点として、夜間照明設置に向けた設計に着手してまいります。 次に、(5)富士山の魅力を発揮した快適なまちづくり(都市整備)であります。 街路整備に関しては、都市計画道路田中青木線の整備について、引き続き事業用地の取得を進めます。 市道整備については、岳南北部地区幹線道路の整備においてこれまでに取得した事業用地箇所の工事を進めるほか、特に老朽化の激しい陣馬の滝周辺の道路舗装整備を実施いたします。 県道白糸富士宮線(上野バイパス)の整備については、一日も早い完成に向けて、県等の関係機関に要望してまいります。 また、国道469号の整備促進につきましても、国道に隣接する市町と連携して、国・県等の関係機関へ強く要望していくほか、新たな主要幹線道路となる一般広域道路富士富士宮道路につきましても、本年1月に発足した一般広域道路富士富士宮道路建設促進期成同盟会の会長市として、早期事業化に向けて国・県等の関係機関への働きかけを行います。 道路・橋梁の安全確保については、計画的かつ予防的な対応を継続して実施してまいります。 良好な景観の形成に関しては、無電柱化推進計画の推進区間の事業化に向け、引き続き関係機関との調整及び事前調査を行います。 市街地治水対策では、老朽化した水門の計画的な更新を継続して実施いたします。 都市公園に関しては、山本高原地区への都市公園新設に向けた事業用地の取得を進めるほか、富士山さくらの園の園地舗装や遊具設置を行うなど、誰もが安全・安心で快適に利用できる魅力ある公園づくりに引き続き力を注いでまいります。 美しい花いっぱいの町づくり事業については、地域の花壇づくりへの支援を継続するとともに、多くの方が訪れる商店街地区や静岡県富士山世界遺産センター周辺について、花いっぱいによる彩りと安らぎの空間づくりを継続いたします。 また、生物多様性保全対策としては、小田貫湿原の湿原環境を保全していくため、植物及び地質・水象調査結果に基づき、今後の湿原乾燥化防止対策についての検討を進めてまいります。 次に、(6)豊かなコミュニティを持つ安全・安心なまちづくり(市民生活)であります。 防災に対する取組については、大規模地震に起因する「電気火災」の発生を抑制する感震ブレーカーの設置に対する補助を継続いたします。 また、災害に対応した都市づくりを推進するため、災害のリスク情報や都市の現状を整理し、都市構造上抱える防災面での課題を把握する調査を実施いたします。 さらに、建築物の耐震化対策として、県と連携して耐震補強工事などへの助成を行うTOUKAI―0事業を推進いたします。 消防については、消防施設の改修や車両の更新を進め、消防力の充実強化を図ります。 防犯体制の強化といたしましては、子どもを守るため、中学校への防犯カメラ設置を進めます。 さらに、通学路に防犯カメラを設置する自治会への補助金交付を継続するとともに、新たに毎月20日を(仮称)「子ども安全の日」に制定し、安全・安心なまちづくりを推進いたします。 また、犯罪被害者やその御家族が、社会から孤立することなく、再び平穏な生活を営むことができるよう、「富士宮市犯罪被害者等支援条例」を制定し、犯罪に遭われた方々を支援してまいります。 平和への取組では、被爆地である広島市への中学生派遣を実施するほか、市制施行80周年記念事業として、世界平和を目的とした国際的な子どものアートプロジェクト「キッズゲルニカ」に参加するための作品作りを児童生徒に呼びかけます。 住宅・住環境への取組については、市営万野住宅D棟の建設工事を進めるほか、長寿命化工事として、市営富士見ヶ丘住宅の受水槽改修工事を実施いたします。 さらに、空き家の管理・活用として、民間のノウハウを生かした空き家等実態調査を行います。 また、建蔽率等の緩和については、第一種低層住居専用地域土地利用現況調査の結果に基づき対象地域での説明会を開催し、住民の意見を踏まえ、都市計画変更の手続に着手いたします。 そのほか、安心して長く暮らせる居住環境を確保するため、大規模土地造成地基礎調査にも着手いたします。 コミュニティ活動については、富士根地区の交流センター整備に向けて、引き続き事業用地の取得を進め、取得後の造成工事を目指します。 消費生活については、消費者意識の高揚を図るため、第2次消費者教育推進計画の策定に着手いたします。 最後に、(7)市民と一緒に取り組むまちづくり(市民参加・行財政)であります。 まずは、地方創生についてであります。 男女の出会いや交流の場の創出を目的に、民間事業者と連携し、若者の結婚に向けた前向きな機運の醸成を図ります。 具体的には、市内の豊かな自然資源を活用した婚活事業を開催するほか、新たに夫婦都市の近江八幡市と連携したイベントを開催いたします。 さらに、結婚を希望する人への支援として、県と県内市町で共同運営する「出会いサポートセンター」が提供するマッチングアプリの利用促進や広域の出会い交流イベントの周知を図ります。 社会全体で支える子育ての推進については、子育て世代の社会参画を支援するとともに、子育てに対して前向きな意識の醸成を図るため、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のないサポートとして、講座や居場所づくりを実施いたします。 また、コンビニを中心としたふじのみやベビーステーションの充実及び認知拡大に向けた取組として、機能を充実させたポータルサイトの構築を行います。 少子化対策については、男女共同参画の視点も取り入れる中で、富士・富士宮地区の企業が活気にあふれ、かつ、若者が集まるようなアイディアを提案するワークショップを富士市と共同して開催いたします。 男女共同参画の取組では、性別に関わりなく個性や能力が尊重され、誰もが自分らしく生きることができる社会を目指すため、ジェンダー平等や性的マイノリティーに関する啓発を行います。 総合的かつ計画的なまちづくりの推進については、市街化調整区域で選定した2地区において地域づくりモデル事業を実施し、地域課題の解決に取り組みます。 ふじのみや寄附金における取組では、官民連携による地域課題の解決と地方創生のより一層の推進に向けて、企業版ふるさと納税制度の積極的な活用を図ります。 広聴広報については、市のホームページが読む人にとって分かりやすいものとなるよう、レイアウトや文章の見直しを行うとともに、「やさしい日本語」を使った表示に変換できる「伝えるウェブ」システムを導入いたします。 行政のデジタル化、自治体DX推進については、市民課と収納課窓口における住民票及び戸籍並びに税証明手数料について、クレジットカードなどによるキャッシュレス決済を導入し、市民サービスの向上を図ります。 さらに、各種行政手続についてもオンライン化を推進し、可能なものからオンライン手続でのキャッシュレス決済導入の準備を始めるほか、音声認識技術を利用して音声を自動でテキスト化するシステムを導入し、議事録作成などの行政事務の効率化を図ります。 最後に、財政運営についてであります。 本市では、これまで、積極性と健全性が両立しためり張りのある財政運営に努めるとともに、将来負担に配慮した独自の財政規律を設定し、持続可能な財政運営の確立を目指して取り組んできた結果、財政の健全性を示す指標である実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率は全て適正な水準を維持しています。 また、財政調整基金についても、令和3年度は、新型コロナウイルス対策関連事業の財源や当初予算編成での財源調整のために約15億円を取り崩しましたが、決算剰余金等からの積立てや各種交付金の活用により、令和3年度末現在の積立金残高は約59億円となり、前年度末の水準以上の積み戻しができております。 令和4年度は、第5次富士宮市総合計画後期基本計画の初年度となることから、前期基本計画の進捗状況を踏まえつつ、さらに大きく飛躍する年とするため、本市が目指す将来都市像の実現に向けた様々な事業を積極的に推進していかなければなりません。 今後の財政運営については、急速な少子高齢化の進行や人口減少への対応、公共施設等の老朽化対策など課題はありますが、今後とも財政の健全性に配慮しつつ、事務事業の見直しにより経常的経費の増加を最小限に抑え、限られた財源を効率的かつ効果的に活用していくとともに、中長期的な視野に立った財政運営を行ってまいります。 そして、職員一人一人がコロナ禍で激変する社会経済情勢をしっかり捉える中で、第5次富士宮市総合計画に基づく3つの重点取組及び7つの基本目標に向かって、事業執行に取り組むものといたします。 4 おわりに 市長という仕事は、常にスピードとタイミングと結果が求められます。そして、将来の姿を描きつつ、その種をまく人という使命もあると感じています。 諸葛孔明が自分の子を戒めた手紙の中に「寧静致遠」という言葉があります。 「丁寧に、静かに、穏やかに、一歩一歩真心を尽くしていけば、遠大な事業も達成できる」という意味です。 市民の皆様が郷土に対して自信と誇りを持ち、未来に希望を持てる理想のまちをつくり上げていくことは、一朝一夕にはできません。だからこそ、先人に感謝の念を持ち、日々の一歩一歩の丁寧な積み重ねが大事だと思っております。 また、本年は、干支で言えば壬寅の年であります。 壬寅には、冬の寒さが厳しいほど、春の芽吹きは生命力にあふれ、華々しく生まれる年になるという意味があると言われております。まさに、令和4年度は、厳しいコロナ禍にあっても新しい時代へ着実な歩みが期待される年であります。 この2年間、厳しいコロナ禍において予定していたイベントや大会の多くが中止または延期となり、市民の皆様や職員は実に不完全燃焼な思いであろうと感じております。 私は、平成23年の市長就任以来、様々な事業に対して積極的に取り組み、多くの成果を生むことができました。 しかしながら、このコロナ禍において、私自身も不完全燃焼な思いを強く感じていることから、「このまま中途半端では終われない」、「これまでにやり残したことを成し遂げる」、このことが私に与えられた天命であると感じております。 市制施行80周年を迎え、輝かしい未来に向かってさらなる発展を遂げるため、夢のあるまちづくり、市民が心豊かに暮らせるまちづくりをこれからも進めていかなければなりません。 健康長寿世界一の静岡県では、高齢になっても元気で活躍できる社会を目指して、66歳から76歳までを「壮年熟期」としています。 「壮年熟期」とは、経験を積み、様々なことに熟達し、社会で元気に活躍する世代のことです。 私も「壮年熟期」を迎え、これまでの経験を踏まえ、そして謙虚な姿勢で物事を見詰めながら、富士山のあるまちの市長として、みずから先頭に立ち、市民の皆様と共に力強く市政運営に邁進してまいりたいと考えております。 終わりに、市民の皆様、そして議員各位の御理解と御支援をお願い申し上げまして、令和4年度の施政方針といたします。 引き続き、当初予算の提案理由を述べます。続きまして、当初予算の提案理由説明を行います。 ただいま上程されました議第21号から議第31号までの11議案について、一括して説明申し上げます。令和4年度の予算は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化し、地域経済や市民生活への甚大な影響が続く中で、今後の地方の経済及び財政がどのような影響を受けるのか不透明な状況において編成することとなりました。 こうした中、本予算の編成に当たり、市税や県税に連動する交付金の推計は、引き続き困難な状況であることに加え、急速な少子高齢化の進展や人口減少への対応、公共施設等の老朽化対策などの大きな課題を抱えながらも、中長期的な視点に立ち、財政の健全性に配慮しつつ、財政調整基金等を有効に活用し、市制施行80周年の記念事業をはじめとした、本市がより一層の発展を遂げるための予算を措置いたしました。 また、令和4年度は第5次富士宮市総合計画後期基本計画の初年度となることから、前期基本計画の進捗状況を踏まえつつ、さらに大きく飛躍する年とするため、本市が目指す将来都市像の実現に向けた様々な事業を積極的に推進していく必要があります。 そのため、事業の緊急度や優先度を改めて見極め、選択と集中を図るとともに、事務事業の見直しにより経常経費の増加を最小限に抑え、限られた財源を有効的かつ効果的に活用した予算編成に努めました。 その結果、一般会計の当初予算額は473億1,000万円となり、前年度の当初予算と比較して15億8,000万円、3.5%の増となりました。 なお、本予算につきましては、予算額の数字をもじって、「しなやかな未来を創る予算」と名づけたいと思います。 次に、予算の規模でございますが、一般会計、7つの特別会計及び3つの企業会計を含めた全ての会計では、総額957億895万7,000円となり、前年度と比較しますと36億6,490万9,000円、4.0%の増となりました。 それでは、引き続き一般会計予算特別会計予算及び企業会計予算の内容につきましては、副市長から説明させますので、よろしくお願い申し上げます。 どうも長い時間ありがとうございました。 ○議長(小松快造議員) この際、暫時休憩します。                                     午後0時00分休憩                                                                            午後1時00分開議 ○議長(小松快造議員) 休憩前に引き続き会議を開き、議案の審議を継続します。 芦澤副市長。               〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) それでは、私から各会計の説明を申し上げます。 初めに、議第21号令和4年度富士宮市一般会計予算について説明申し上げます。まず、歳入について説明申し上げます。 第1款市税は205億5,599万4,000円を計上し、前年度と比較いたしますと8億6,936万8,000円、4.4%の増であります。これは、経済の回復による市民税などの増収を考慮したことによるものであります。 次に、第2款地方譲与税から第11款地方交付税までにつきましては、前年度の収入状況のほか、制度改正や経済動向などからそれぞれ推計いたしました。 第11款地方交付税は21億9,300万円を計上し、前年度と比較いたしますと3億9,000万円、21.6%の増であります。これは、普通交付税について、国の地方財政計画における臨時財政対策債の抑制に伴う増額を考慮したことなどによるものであります。 第15款国庫支出金は69億9,232万9,000円を計上し、前年度と比較いたしますと2億8,517万4,000円、3.9%の減であります。 また、第16款県支出金は35億4,883万4,000円を計上し、前年度と比較いたしますと1億8,644万5,000円、5.5%の増であります。これらは、いずれも歳出予算に関連した特定財源等によるものであります。 第17款財産収入は9,190万9,000円を計上し、前年度と比較いたしますと1,499万6,000円、19.5%の増であります。 第18款寄附金は15億320万3,000円を計上し、前年度と比較いたしますと7億120万2,000円、87.4%の増であります。これは、ふじのみや寄附金の増額を考慮したことなどによるものであります。 第19款繰入金は24億1,108万5,000円を計上し、前年度と比較いたしますと1億5,753万3,000円、6.1%の減であります。 第20款繰越金は、前年度と同額の5億円を計上いたしました。 第21款諸収入は12億999万6,000円を計上し、前年度と比較いたしますと4,655万8,000円、4.0%の増であります。 第22款市債は32億9,020万円を計上し、前年度と比較いたしますと5億4,890万円、14.3%の減であります。これは、歳出予算に関連した特定財源によるもののほか、臨時財政対策債について、国の地方財政計画における臨時財政対策債の抑制に伴う減額を考慮したことなどによるものであります。 次に、歳出について説明申し上げます。 第1款議会費は2億9,471万5,000円で、前年度と比較いたしますと554万2,000円、1.9%の増であります。主な内容といたしましては、タブレット端末の借上料などの経費を計上いたしました。 第2款総務費は60億817万2,000円で、前年度と比較いたしますと7,608万6,000円、1.3%の増であります。主な内容といたしましては、文書広報費には、市のホームページを閲覧する際に、やさしい日本語に自動的に変換できるサービスを使用するための経費を計上いたしました。 市民相談費には、犯罪被害者等の経済的または精神的な負担の軽減を図るため、犯罪被害者等支援見舞金及び県犯罪被害者支援センター負担金をそれぞれ計上いたしました。 財産管理費には、本庁舎の長寿命化対策として外灯及び駐輪場等に係る改修工事費をそれぞれ計上いたしました。 企画費には、市制施行80周年記念事業として実施する記念イベント委託料及び将棋タイトル戦開催委託料のほか、地域をつなぎ、地域活性化を促進するための地域おこし協力隊事業に係る経費、移住定住奨励金の拡充に係る経費及び世界遺産のまちづくり推進に係る経費をそれぞれ計上いたしました。 出張所費には、北山会館のトイレ改修工事費を計上いたしました。 生活交通対策費には、ユニバーサルデザインタクシー車両購入費補助金及び高齢者運転免許自主返納支援事業費補助金をそれぞれ計上いたしました。 市民活動支援費には、(仮称)富士根交流センターの建設に係る建設工事費及び下水道管路工事負担金のほか、地域の魅力向上及び課題解決に取り組む人材を育成し、市民協働を促進するため、富士宮未来塾の開催に係る経費を計上いたしました。 国際交流費には、多文化共生社会の理解を広めるため、市民向けに実施するやさしい日本語の普及に係る経費のほか、市内の高校生の中国への派遣事業に対する補助金をそれぞれ計上いたしました。 電子計算組織運営費には、第2期富士市及び富士宮市共同電算化事業に係る経費を計上いたしました。 選挙費には、令和4年度内に任期満了となる参議院議員選挙並びに令和5年度内に任期満了となる県議会議員選挙、市議会議員選挙及び市長の選挙に係る経費をそれぞれ計上いたしました。 第3款民生費は169億5,372万5,000円で、前年度と比較いたしますと1億9,412万円、1.2%の増であります。主な内容といたしましては、社会福祉総務費には、市制施行80周年記念として実施する社会福祉大会に係る経費のほか、生活困窮者の自立支援に係る各種相談事業委託料及び住居確保給付扶助費をそれぞれ計上いたしました。 老人福祉費には、在宅で生活する高齢者に対する支援として、紙おむつ購入扶助費を計上いたしました。 障害者福祉費には、第8期障がい者計画等の策定に向けて実施するアンケート調査に係る経費を計上いたしました。 障害者自立支援費には、自立支援給付扶助費、更生医療扶助費及び育成医療扶助費をそれぞれ計上いたしました。 老人福祉施設費には、養護老人ホーム長生園の長寿命化対策である園舎改修工事の設計委託料を計上いたしました。 児童福祉総務費には、児童扶養手当扶助費、放課後児童健全育成事業委託料のほか、小規模校放課後活動送迎支援補助金をそれぞれ計上いたしました。 心身障害児福祉費には、障害児支援給付扶助費を計上いたしました。 児童保育費には、地域子育て支援センター事業委託料のほか、私立保育所などの施設型保育及び定員20人未満の小規模保育所における地域型保育の扶助費をそれぞれ計上いたしました。 児童館費には、本年5月に開館する富士宮市立児童館「らっこ」の落成記念式典及び運営に係る経費をそれぞれ計上いたしました。 第4款衛生費は62億1,025万6,000円で、前年度と比較いたしますと713万円、0.1%の増であります。主な内容といたしましては、保健衛生総務費には、輪番制病院設備整備事業費補助金のほか、新型コロナウイルス感染が懸念される無症状者に対するPCR検査費用の補助金をそれぞれ計上いたしました。 予防費には、新型コロナウイルスワクチン接種を含む予防接種委託料などの経費を計上いたしました。 母子保健活動費には、多胎妊婦の安全な分娩を支援するために実施する健康診査に係る委託料及び助成金をそれぞれ計上いたしました。 健康増進事業費には、がん検診などの健康診査委託料のほか、胃がん検診における二重読影体制の実施に係る経費をそれぞれ計上いたしました。 環境対策費には、地域循環共生圏推進協議会運営支援委託料、創エネ・蓄エネ機器等設置費補助金のほか、ゼロカーボンシティ推進計画の実現に向け、温室効果ガス排出量算定調査委託料及び再生可能エネルギー設備導入可能性調査等支援委託料をそれぞれ計上いたしました。 清掃総務費には、一般廃棄物収集運搬委託料を計上いたしました。 じん芥処理費には、清掃センターの運営に係る経費のほか、焼却施設灰出コンベヤ室更新工事費及び鞍骨沢最終処分場の浸出水処理施設外壁等改修工事費をそれぞれ計上いたしました。 火葬場運営費には、聖苑待合棟改修工事費を計上いたしました。 第5款労働費は1億6,742万6,000円で、前年度と比較いたしますと455万円、2.8%の増であります。主な内容といたしましては、企業紹介ガイドブックの作成委託料を計上いたしました。 第6款農林水産業費は7億6,612万8,000円で、前年度と比較いたしますと1,738万2,000円、2.3%の増であります。主な内容といたしましては、農業総務費には、集落基盤整備事業などに対する県営土地改良事業負担金を計上いたしました。 畜産振興費には、畜産競争力強化対策整備事業費補助金を計上いたしました。 農道事業費には、農道台帳の適正な管理を図るため、農道台帳のデジタル化に係る委託料を計上いたしました。 林業振興費には、有害鳥獣被害防止設備設置事業費補助金、富士ヒノキの家宮クーポン事業費補助金のほか、森林環境譲与税を財源として実施する森林整備に係る委託料及び林道改良等工事費をそれぞれ計上いたしました。 第7款商工費は12億7,255万1,000円で、前年度と比較いたしますと4億6,684万3,000円、57.9%の増であります。主な内容といたしましては、商工業振興費には、市制施行80周年記念として市内の商工業者の生産品などを、展示販売により広く宣伝・紹介する商工展の実施に係る委託料のほか、地域経済活性化の取組として、住宅リフォーム宮クーポン事業費補助金をそれぞれ計上いたしました。 観光費には、新型コロナウイルス感染症による影響を受けた市内事業者への支援策として、富士宮市観光協会が実施するプレミアム付き観光クーポン事業に対する補助金のほか、浅間大社周辺のまちなかエリアライトアップ委託料、E―BIKE利用促進委託料、富士山五合目における登山者等の安全確保に係る委託料及び現在放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ゆかりの地周遊促進連絡協議会負担金をそれぞれ計上いたしました。 中小企業対策費には、経済変動対策貸付資金利子補給補助金のほか、中小企業総合支援として実施するビジネスコネクトふじのみやに係る経費などをそれぞれ計上いたしました。 消費生活費には、第2次消費者教育推進計画の策定に係る経費を計上いたしました。 工業立地振興対策費には、企業立地促進事業費補助金、産業振興事業費補助金及び企業立地支援事業費補助金をそれぞれ計上いたしました。 プレミアム付き商品券事業費には、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて停滞している市内経済の活性化を図るために実施するプレミアム付き商品券事業に係る経費を計上いたしました。 第8款土木費は40億6,747万7,000円で、前年度と比較いたしますと6億3,490万5,000円、18.5%の増であります。主な内容といたしましては、土木総務費には、道路台帳の適正な管理を図るため、道路台帳基図のデジタル化に係る委託料を計上いたしました。 道路維持費には、市道の舗装長寿命化修繕計画及び橋梁の長寿命化計画に基づく補修工事費のほか、道路に係る舗装構成台帳の適正な管理を図るため、舗装構成台帳のデジタル化に係る委託料をそれぞれ計上いたしました。 道路新設改良費には、市道新設改良舗装工事費を計上いたしました。 河川維持改良費には、河川内の土砂しゅんせつを含む河川改修工事費を計上いたしました。 都市計画総務費には、都市計画決定図書作成委託料、地域生活拠点形成検討業務委託料及び防災都市づくりの推進に係る課題を把握するために実施する基礎調査委託料をそれぞれ計上いたしました。 街路事業費には、富士宮駅前広場等施設整備に係る詳細設計委託料を計上いたしました。 公園費には、山本・高原地区の都市公園整備に向けた土地購入費のほか、大中里公園及び向田公園のトイレ改修工事費などをそれぞれ計上いたしました。 緑化推進費には、小田貫湿原の乾燥化防止のための除草委託料のほか、美しい花いっぱいの町づくりに係る経費をそれぞれ計上いたしました。 住宅管理費には、市営住宅の営繕工事費を計上いたしました。 住宅建設費には、市営万野住宅D棟の建替工事費を計上いたしました。 建築指導費には、大規模盛土造成地基礎調査委託料及び建築基準法指定道路図のデジタル化に係る委託料のほか、TOUKAI―0事業に係るわが家の専門家診断事業委託料などの経費をそれぞれ計上いたしました。 第9款消防費は19億6,146万5,000円で、前年度と比較いたしますと1億801万5,000円、5.8%の増であります。主な内容といたしましては、消防施設費には、高規格救急自動車購入費、消防団用に更新配備する消防ポンプ自動車等の購入費のほか、中央消防署の長寿命化対策である屋上防水等工事の設計委託料をそれぞれ計上いたしました。 防災費には、耐震性防火水槽設置工事費のほか、感震ブレーカー設置費補助金をそれぞれ計上いたしました。 第10款教育費は62億8,316万1,000円で、前年度と比較いたしますと4,864万1,000円、0.8%の増であります。主な内容といたしましては、義務教育振興費には、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止及び児童生徒の健康管理を効率的に実施するため、検温・健康観察アプリ利用料を計上いたしました。 学校給食費には、学校給食センターの調理及び配送委託料を計上いたしました。 小学校費及び中学校費の教育振興費には、教育用コンピューターの借上料をはじめとする情報教育の環境整備に係る経費を計上いたしました。 また、小学校費の学校建設費には、東小学校の管理教室棟などの改築及び富士見小学校の屋内運動場改築に係る基本設計・実施設計委託料並びに小学校校舎等整備工事費をそれぞれ計上するとともに、中学校費の学校建設費には、富士宮第一中学校の屋内運動場耐震補強実施設計委託料、中学校校舎等整備工事費、芝川中学校の校舎の改築に向けた仮設校舎借上料などをそれぞれ計上いたしました。 幼稚園費には、幼稚園施設型保育事業扶助費のほか、幼児教育・保育の無償化に伴う新制度への未移行幼稚園の施設利用扶助費をそれぞれ計上いたしました。 文化振興費には、富士宮市史の編さんに係る経費のほか、世界文化遺産の構成資産及び大鹿窪遺跡の整備を図るための計画策定に係る委託料、史跡等整備工事費などをそれぞれ計上いたしました。 市民文化会館費には、市民文化会館のリニューアル工事に係る実施設計委託料を計上いたしました。 公民館費には、公民館の運営に係る経費を計上いたしました。 図書館費には、中央図書館の長寿命化対策である外壁等改修工事費及びトイレ等改修工事費のほか、地域新聞データベース化に係る委託料をそれぞれ計上いたしました。 保健体育総務費には、トップアスリートによるスポーツ教室に係る委託料を計上いたしました。 体育施設費には、外神スポーツ広場の夜間照明の整備に係る実施設計委託料のほか、山宮ふじざくら球技場の人工芝等整備工事費及び市民体育館の防火扉整備工事費をそれぞれ計上いたしました。 第11款災害復旧費は、前年度と同額の4,000円を計上いたしました。 第12款公債費は32億1,263万9,000円で、前年度と比較いたしますと950万5,000円、0.3%の増であります。 第13款諸支出金は1,228万1,000円で、前年度と比較いたしますと728万1,000円、145.6%の増であります。これは、土地開発公社からの公共事業用地の購入費であります。 第14款予備費は、前年度と同額の1億円を計上いたしました。 以上が一般会計予算の大要であります。 次に、議第22号令和4年度富士宮市北山財産区特別会計予算について説明申し上げます。 本予算の歳入歳出予算の規模は1,900万円で、前年度と同額であります。 次に、議第23号令和4年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算について説明申し上げます。 本予算の歳入歳出予算の規模は134億600万円で、前年度と比較いたしますと4億1,800万円、3.2%の増であります。歳入の主なものは、国民健康保険税、県補助金及び一般会計繰入金で、歳出の主なものは保険給付費及び保険事業費納付金であります。 次に、議第24号令和4年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算について説明申し上げます。 本予算の歳入歳出予算の規模は2,300万円で、前年度と比較いたしますと300万円、15.0%の増であります。 次に、議第25号令和4年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算について説明申し上げます。 本予算の歳入歳出予算の規模は2,800万円で、前年度と比較いたしますと300万円、12.0%の増であります。 次に、議第26号令和4年度富士宮市根原区財産区特別会計予算について説明申し上げます。 本予算の歳入歳出予算の規模は1,000万円で、前年度と同額であります。 次に、議第27号令和4年度富士宮市介護保険事業特別会計予算について説明申し上げます。 本予算の歳入歳出予算の規模は126億3,600万円で、前年度と比較いたしますと8億700万円、6.8%の増であります。歳入の主なものは、介護保険料、国庫負担金、支払基金交付金、県負担金及び一般会計繰入金で、歳出の主なものは、介護保険給付費及び地域支援事業費であります。 次に、議第28号令和4年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算について説明申し上げます。 本予算の歳入歳出予算の規模は31億9,900万円で、前年度と比較いたしますと2億5,800万円、8.8%の増であります。歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金で、歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金であります。 次に、議第29号令和4年度富士宮市水道事業会計予算について説明申し上げます。 本予算の規模は34億9,161万2,000円で、前年度と比較いたしますと1億4,733万5,000円、4.4%の増であります。まず、予算第3条の収益的収入及び支出でありますが、収入総額は20億4,002万8,000円で、この主なものは、いわゆる水道料金と呼ばれる給水収益であります。支出総額は18億9,449万9,000円で、この主なものは水道施設設備の維持管理費及び減価償却費であります。 次に、予算第4条の資本的収入及び支出でありますが、収入総額は2億7,186万4,000円で、この主なものは、企業債、受益者からの工事負担金、加入金及び一般会計からの補助金であります。支出総額は14億5,158万4,000円で、この主なものは施設改良及び老朽管布設替えに係る工事費並びに企業債の償還元金であります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は、当年度分損益勘定留保資金等で補填しようとするものであります。 次に、議第30号令和4年度富士宮市下水道事業会計予算について説明申し上げます。 本予算の規模は39億2,309万5,000円で、前年度と比較いたしますと5,099万8,000円、1.3%の増であります。まず、予算第3条の収益的収入及び支出でありますが、収入総額は21億8,467万7,000円で、この主なものは下水道使用料及び一般会計からの負担金であります。支出総額は19億2,791万3,000円で、この主なものは下水道施設設備の維持管理費及び減価償却費であります。 次に、予算第4条の資本的収入及び支出でありますが、収入総額は9億8,851万1,000円で、この主なものは企業債、一般会計からの出資金及び国庫補助金であります。支出総額は17億3,841万8,000円で、この主なものは管路及び処理場の整備費並びに企業債の償還元金であります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は、当年度分損益勘定留保資金等で補填しようとするものであります。 次に、議第31号令和4年度富士宮市病院事業会計予算について説明申し上げます。 本予算の規模は116億6,325万円で、前年度と比較いたしますと3億9,757万6,000円、3.5%の増であります。まず、予算第3条の収益的収入及び支出でありますが、収入総額は102億6,057万8,000円で、この主なものは入院及び外来の医業収益であります。支出総額は109億2,661万1,000円で、この主なものは人件費及び薬品などの材料費であります。 次に、予算第4条の資本的収入及び支出でありますが、収入総額は4億1,180万3,000円で、この主なものは一般会計からの出資金及び企業債であります。支出総額は7億3,663万9,000円で、この主なものは血管造影装置などの医療器械器具購入費及び企業債の償還元金であります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は、過年度分損益勘定留保資金等で補填しようとするものであります。 以上、一括して説明申し上げました11議案につきまして、よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願いいたします。 ○議長(小松快造議員) 以上で施政方針及び提案理由の説明は終わりました。 これら11件に対する質疑は次回行い、施政方針に対する代表質問は後日行うことにします。 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。明2月10日は議案研究のため、2月11日は祝日のため、2月12日及び13日は市の休日のため休会したいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小松快造議員) 御異議なしと認めます。明2月10日から2月13日までは休会とすることに決定しました。 来る2月14日は、午前9時から本会議を開き、議案の審議を行いますので、よろしくお願いします。 本日はこれにて散会します。 御起立願います。                   〔全員起立〕 ○議長(小松快造議員) 礼。 御苦労さまでした。                                     午後1時33分散会...